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新卒 茨城地域職1期生インタビュー・モノタロウへの入社を決めた理由と入社後のギャップとは?

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。


写真左:若さん
2022年3月に常磐大学 現代社会学部を卒業後、新卒茨城地域職としてモノタロウへ入社。
物流部門笠間ディストリビューションセンター 出荷グループに所属。

写真右:草場さん
2022年3月に関西学院大学 法学部を卒業後、新卒茨城地域職としてモノタロウへ入社。
現在は、物流部門茨城中央サテライトセンター 在庫管理グループに所属。

ー現在担当されているお仕事を教えてください。

草場:
茨城中央サテライトセンター(以後、茨城中央SC)の在庫管理グループに所属し、倉庫内の商品の適切な管理・保管を行っています。在庫管理工程は、入荷工程と出荷工程の間に位置する為、入荷・出荷がスムーズに行われるようサポートをするような位置付けです。

具体的には、限られた倉庫のスペースを最大限活用できるよう改善を行ったり、商品が適切に管理できているかを確認し、何らかの理由でフローから外れた商品があれば処理するなどです。業務は多岐にわたり、また他グループ・他部門との連携も多い仕事ですが、日々やりがいと成長を感じながら業務に携わる事が出来ています。

若:
笠間ディストリビューションセンター(以後、笠間DC)の出荷管理グループに所属し、現在はお客様の注文を受けて各エリアから商品を取るピッキングという出荷工程の管理業務に携わっています。

お客様からの注文量が変わればその日の仕事の動き方も変わる、トラブルが発生すれば対応するなど、臨機応変な動きが求められます。僕たちはまだ配属されて間もないので、現場での働き方をスタッフの方々から教わるなど、コミュニケーションをとり、うまく対応できた時には達成感を覚えます。

就職活動について

ーお二人の学生時代と就職活動について教えてください。

草場:
勉学に励んだ学生生活でしたね。大学に入学する以前も興味があることには何事も積極的に挑戦してきており、大学では一層「自分の学びたいことを学ぼう」という気持ちが高まりました。所属は法学部でしたが高校の時から海外の文化や貿易に興味があったことから、「国際学部」の副専攻を選択しました。世界経済の流れや日本との文化の違いを学び、有意義な学生生活を過ごせたように思います。

若:
けっして真面目とはいえませんが、自分が興味を持ったこと・問題には真摯に向き合うことができるような学生だったと思います。学業面では社会福祉課程を履修しており、資格の取得を目指して学習に取り組んでいました。
課外活動ではダンスサークルの代表を務めており、練習に励むだけでなく大小様々なイベントの運営などにも関わってきました。

―数ある企業の中からモノタロウへ興味を持ったきっかけを教えてください

草場:
就職活動では、勤務地にあまりこだわりはありませんでした。自分がいままで住んだことがない土地で働くのも面白いなと思う一方、ゆくゆくは大学時代に住み慣れた関西で働くのもいいなと考えていました。そこで本社が関西にあり拠点が地方にある企業を見るようになり、モノタロウの地域限定職を発見し、応募しました。

若:
私は茨城県の笠間市で育ったこと、私の母がパートとしてモノタロウの笠間DCで勤務していたことなどから、学生時代からモノタロウについては知っていました。
まだ高校生のときに地元である友部に大きな倉庫が建ったことも印象的でしたし、在学中には派遣スタッフとして笠間DCで働いた経験もあります。

ー就職活動軸と、モノタロウへ入社を決めた理由を教えてください

草場:
業界は職種は特に限定せず、企業理念として「感謝」を大切にしている会社を受けていました。
モノタロウは「他者への敬意」という行動規範を掲げており、自分の軸としている部分に一致していたため、モノタロウの選考に参加しました。
選考過程で、社員の雰囲気の良さ、成長企業であり積極的な意見を出し合える環境があることを実感し、入社を決めました。

若:
ずっと茨城に住んできたので茨城で働きたいという気持ちがあったので茨城県内の企業を、業種問わず見ていました。
茨城県内の企業の複数社から内定をいただいたのですが、今後茨城県外で働きたいと考えるようなこともあるだろうなと考え、全国・海外に拠点があるモノタロウがいいのではと考えました。
それ以外にも、自分が学生時代から物流の経験が多かった点や面接の雰囲気が良く、 自分の意見を発信しやすいように感じたことも入社の決め手です。

ー特に物流やECに限った就職活動をしていたわけではなかったということですが、現在は仕事にどのような面白さを感じていますか

草場:
なんとなく物流=男社会というイメージを持っており、女性の自分が活躍できるのか?すごく怒られるのでは?と実は不安に思っていました。
いざ入社してみると女性の方も多く、積極的に動かれていましたし、新卒1年目から自分が主体的に進めるような改善活動も多くありました。

具体的には小さなことですが、現場のコードが散らばって置かれていたのに気づき、それに足をひっかけたら怪我しかねないのできっちり固定するようにした、などです。
自分が計画したものを最後まで遂行するといったいわゆるPDCAを回すような経験を積むことができ、そういった経験はこれまでしてこなかったので面白く、学びになっています。

若:
まず、普段の生活では大量の機械に囲まれることはないので、数百台の棚搬送ロボット(Racrewラックルー:日立グループ製)や施設内に張り巡らされたベルトコンベアなど、大量の機械に囲まれている環境はいまでも新鮮に感じます。
たくさんの機械で自動化・効率化が実現されている一方、受注量の変更やトラブルが生じた際には、多くの方と協力しながら、解決していくような「機械と人の手が合わさっている環境」は面白いなと感じます。

また、これは物流というよりかはモノタロウだからなのかもしれませんが、定性的な判断よりも定量的な判断を重要視している印象があります。例えば、自分はどちらかというと定性的な判断が多く、物流に対しても定量的に考えるイメージは少なかったためとても新鮮に感じています。

▼笠間ディストリビューションセンター Racrew写真

―実際に入社してから、会社に対してギャップを感じたことはありますか。

若:
私は実際にモノタロウでアルバイトとして働いたことがあったのでそこまでギャップはありませんでしたね。スタッフと正社員の距離が近く、現場間でも意見交換が行われており雰囲気の良さを感じていました。
一方で社会人のコミュニケーションスタイルというところでは、思っていたのと異なりましたね。会社は完全な縦社会、下から何かを言うことは許されない!というような印象を持っていたので、自分の意見を聞き入れてくれるモノタロウの環境に驚きました。

草場:
私も社会は厳しいもの、少しでも間違ったことを言えばすぐに怒られるものと想像していていましたが、いまの職場は改善活動やアドバイスを数多くもらえるような非常に温かい現場です。他者の意見をつぶさないように配慮しつつ、そのうえで、より良い方向へ誘導するような形で、上司や先輩方が関わってくれています。良い意味でのギャップですね。

働く環境や生活について

ー草場さんは初めての土地となる茨城での生活ですが、不安はないですか

草場:
茨城県に就職するとは考えてもいなかった中で就職が決まった時は、親含め周りが心配していていました(笑)が、茨城での暮らしは安定しています。
心配事として挙げるならば、地震ですね。長崎に住んでいた頃は地震が発生することはあまりなかったので、揺れると不安になります。
一方で、実家の長崎は台風がよく上陸してそれが心配事でしたが、茨城だと台風が来ることはそこまでありません。国内どこにいても自然災害とは向き合っていかないとなと感じます。

長崎の実家は県内でも田舎のほうなので、今いる茨城も実家に似ているなと思うことがあります。畑や農場があり、のんびりとした環境に実家を思いだし、落ち着きますね。休日はイオンやアウトレット、自然が溢れているので公園や海などに出かけています。

―職場の雰囲気について伺いたいです。同僚や上司の方などどのような方がいらっしゃいますか。

若:
茨城地域職での新卒採用は2022年度からのため、私と草場さん以外はまだ中途採用の方がほとんどという環境ですね。その分、物流知識やその他の専門知識などそれまでのご経験で培った知識を教えていただけるため、一点にこだわらず多角的な目線を持てているように感じます。
また、同僚や上司はメリハリをつけるのが上手な方が多いと感じます。

草場:
メリハリをつけるのが上手な方は確かに多いですね。仕事は仕事としてこなしつつ、コミュニケーションもしっかり取って、オンとオフを切り替えられている方が大半を占めています。長期休暇の取得を推進しており、有給休暇もしっかりと取得できますし、自身も働きやすいです。
ちなみに、オフの雰囲気というところでは、茨城中央SCは月一回のお菓子配布があり、今年はクレープの移動販売車がやってきて、クレープを食べました(笑)

※有給取得率や残業については、こちらのブログ記事もご覧ください。

―中途入社の方が多い中で、新卒社員1期生としての大変さはありますか

草場:
頼れる人が年次でも年齢でも私より上の人しかいないので、もし同期が若さんだけでなくもっと多ければ互いにコミュニケーションを取りつつ改善を進められたな、と思うことはありますね。
ただ上司や先輩との壁が低く、信頼できる方が多くいます。新卒と中途、部下と上司というように区別して接することなく、何か困ったときは優しく支えてくれます。

若:
同期が多ければ、分からないことがあるときにより気軽に聞きやすいというのかな、というのはありますね。
また、新卒のメンバーが他にいると同年代が増えて、より活気も増すかなと思うので、次の新卒の方が入ってくるのを楽しみにしています。

仕事について

―配属当初から今までどのような流れで現在の業務に取り組まれてこられましたか

若:
配属後はまず、現場管理をする上で実際にどのような作業が行われているのか知るために、現場で梱包やピッキングなどの作業研修を受けました。
その後、現場管理の研修として、先輩社員のサポート的な立ち位置につかせていただき、実際に管理を行う上での考え方や進め方について学びました。
現在では一人で現場管理を行い、不明点やトラブルがあった際は先輩社員に助けていただきながら日々学習しています。

草場:
私は1か月間、笠間DCのほうで入荷・出荷・運営サポート・設備管理の業務を受け、その後3か月間は配属先である在庫管理グループの業務研修を受けました。
10月には新入社員対象の社内業務研修に参加し、物流部門の業務について、他部門の社員へプレゼンテーションを行いました。

※社内業務研修については、こちらのブログ記事もご覧ください。

他にも自分自身の取り組みとして、①現場の把握のために自分でセンターを見学して疑問を記載➔調査➔質問➔解決のサイクルを回すこと、②在庫管理業務の理解のために、在庫管理各作業を勉強すること、③物流の理解のために、ロジスティクスについて勉強、検定を受験するなどをしています。分からないと思ったことは、すぐにメモを取る、問題を解決するために原因を探る・自分で調べるなど、分からないままで放置しないようにしています。

ーこれから目指していきたいことを教えてください

若:
今は先輩社員に支えていただきながら自分の業務にあたっている状態なので、まずはそのサポートなしで自立できるようになりたいです。
また、今の工程だけでなくてほかの業務も覚え、自分の領域を広げていき、いろいろな経験を積んだ先で物流のオールラウンダーになりたいなと考えています。
そうして、2026年に水戸に新設される物流拠点にアサインされるような、実力ある人材になっていきたいです。

草場:
これからの目標は、頼ってもらえる社員になることです。今年一年間は新入社員として何を質問しても大丈夫な環境でしたが、これからは私より後に入ってくる方が増え、質問を受ける立場となります。
そのため、現状で分からないことは勉強し、物流について理解を深めていきたいと思います。また、新しいセンターができると聞いているので、そこで貢献できるような存在になりたいと思っています。

最後に

ーモノタロウの選考の印象は

草場:
面接で話に詰まっても、ゆっくりと私の話を聞いてくれました。就職活動では「いかに自分をよく見せられるか」が大事と周りに言われることが多かったですが、モノタロウの選考はリラックスできたので、自分の心を誤魔化さず、自分らしさを出すことが出来たなと思います。また、今後自分がどのように成長していきたいかについても、深く聞かれたのを覚えています。

若:
私が受けたのも、自分の人間性やキャリアプランについての質問が多かったです。
ほかの会社と比べて、自分の回答に対して非常に興味を持って、深掘りしてくれた印象があります。その深掘りを通して聞きやすい・話しやすい雰囲気を作っていただけたので、面接はとてもやりやすかったです。

ー就活生へメッセージをお願いします

若:
モノタロウは風通しがよく、やりたいことに対して積極的に取り組むことができる環境だと感じています。
今後、学生から社会人へと大きく環境が変わるため不安に思うこともあると思いますが、環境が変わる分また違った学びもあると思います。私も入社してから様々な知識を得ることができました。
慣れない就職活動を行う上で壁にぶつかることもあると思いますが、抱え込まずに周りを頼って自分のペースで進めていけばいいと思います。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

草場
私は3年生の夏から4年生の5月まで休みなく就職活動を続けましたが、上手くいかず、体調も崩しかけていたため、一度就職活動をストップしました。そのため、私の本格的な就職活動は4年生の8月ごろから始まりました。
今考えてみると、もっと計画的に長期的に就職活動を進めていれば、「自分らしさ」を失わずにゆっくりと前に進めていたかもしれませんので、やはり、何事も計画的に無理をせずに進めることが大事です。自分らしさを忘れずに就職活動を頑張った先で、良い形で学生生活・就職活動を締めくくれることを祈っています。

ー茨城地域職として一緒に働く仲間を募集しています!