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全部門参加で過去最大の盛況!社内カンファレンスManabiCon#5の様子
※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。
モノタロウでは業務を通じて得た学び・教訓を広く共有する社内カンファレンス”ManabiCon”を毎年開催しています。
今回はモノタロウの成長支援の一環として、職種を越えて学びを共有する、この”ManabiCon”についてご紹介します。
ManabiConとは
ManabiConは、業務を通じて得た学び(Manabi)を、ただ少人数で振り返るだけでなく社内の公式な発表の場(Conference)で共有するという敢えて敷居を高くしたコンセプトで実施している社内カンファレンスのことを指します。
発表者にとっては日々忙しいなかでも、意図的に自分の業務を振り返るきっかけにしてほしい、また聞き手にとっては他のチームの人がどんな仕事をしていてどんな視点で学んでいるのか知ってほしいという想いを込めて実施しています。
過去からの変遷
2021年の初回開催時はエンジニア部門だけを対象に実施しておりましたが、「エンジニアに限定せず、他職種のメンバーにも参加してもらうことでより多角的な視点からの振り返りが得られるのではないか」という期待から、今年は開催5回目にして参加対象を全部門に拡大して実施することとしました。
参考|2021年・第一回ManabiConを紹介するTechブログ記事
ManabiCon#5の開催の様子
ManabiConでは複数の発表を同時進行しており、聞きたい発表があれば自由に参加してもらう形をとっています。
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第5回目を迎えた今回は全部門からの発表エントリーがあり、聞き手を含め400名近くの社員が参加、累計参加者数(※セッション毎にカウントした数字)は3342名という過去最大の参加者数を更新しました!
発表テーマ(抜粋)
ManabiConの発表は「取り組みや学びを共有したい」という自分でエントリーした有志と、「このチームの話を聞いてみたい!」という他者推薦を受けた方が行います。今回は、有志枠36組、他薦枠1組の併せて37組に発表してもらうことになりました。
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気になるテーマはありましたか?
ManabiConの発表の一部は、MonotaROTechBlogにも随時公開していますので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。
参加者からの声
参加者を対象に実施したアンケートでは、ManabiConの参加動機の1位は「タイトルがおもしろそうだったから」でした!
また、「普段関わりのない業務について知り、視野を広げたかった」という自由意見も多く見られました。
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アンケート回答者の9割以上は自部門以外の発表に参加しており、他部門との繋がりの強さや参加者の他部門への関心の高さが伺えます。
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参加者からの感想
第5回ManabiConの参加満足度はアンケート回答者の98%が満足という結果でした。
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ManabiConに参加した発表者・参加者・運営委員の生の感想も、それぞれご紹介します。
交流の様子
当日は発表と並行して、リアルタイムで感想を共有したり、疑問を投げたり情報交換できる場をSlack(社内コミュニケーションツール)上に設けています。
それぞれの発表には平均100名程度の聞き手が集まる中で、テーマによっては150名近い聞き手が集まることも!部門を超えて盛んに交流が行われている、当日のSlackの様子を一部ご紹介します。
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様々なコメントが飛び交い、普段以上にSlackでの社内コミュニケーションは活発でした!
発表した社員の感想
「準備期間も上長にアドバイスを頂いたりとたくさんの学びの場を頂けたと感じています。Slack内の皆様の反響、同部門内の『お疲れ様!すごく良かったよ!』こんな声掛けが大変うれしく、自身のグループが誇らしく感じられたのが印象的です。」
「自分の経験を『学び』に昇華させることの難しさを知った。単なる『やったこと』の発表にとどまらないことを意識すると、日々の業務のやり方も変わるなと感じた。」
聴講した社員の感想
「全社開催ということで、普段接点のない部門の方々の学びを聞けてよかったです。また、身近な部門だからこそ共感できたり、接点のない部門だからこそ別の視点があることに気づくことができました。」
「Slackで発表者以外の方が補足するシーンが何度か見られてみんなで作っていこうという意識がとてもよかったです。別部署同士で関連する情報のやりとりがあったりして、全社開催になった醍醐味だと思いました。」
運営に関わった社員の感想
「情報・意見交換が盛んに行われる様子からは学びと成長への熱気を肌で感じることができ、運営に携われて良かったなと思いました。」
「運営委員には様々な部門の方がアサインされており、普段関わりのない部門の方達と一緒にわいわい企画を練るのは非日常的な感覚で楽しかったです。多くの方に『いいイベントだった!』と労いの言葉をいただいたりして、人の暖かさを感じました。」
当社の考える、学び・成長の必要性
ManabiCon#5では、社長の鈴木からの基調講演も行われました。
その一部を紹介します。
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―― 社会や環境の変化は常に起こっています。社会や環境の変化によって、自分がこれまで培ってきた知識や能力が陳腐化されることも場合によっては起こりえます。
そのため、知識・能力を常にブラッシュアップしていかなければなりません。
―― 社会や環境の変化がこれからも起こり続け、ルーティンワークのみならず不確実性の高い仕事が中心となる中で、組織としても個人としても「やればできる」という自己効力感を持つことは大切だと考えています。小さなチャレンジと達成を繰り返すことで、人は「じゃあまた次はこういうことが出来るんじゃないか。次の学びが得られるんじゃないか。」という気持ちになれるものだと考えています。
ーー自己実現の場としてモノタロウで学びを得て、学びを能力につなげ、能力を発揮し社会やお客様に価値を提供する。社会や環境の変化に関わらず、みんながこの一連のサイクルを実現していくんだという想いが、何より大切だと思っています。
―― 変化に対して『どうしよう、変わってしまった』と不安に思うことは誰にでもあると思いますが、それ以上に変化を自らのチャンスとして捉えようと思える気持ちが重要です。
―― Manbiconで皆さんが経験したり獲得した色々なものを共有することで、お互いに経験や能力が活かされ高まっていくと思っています。是非一日、今日は学ぶということを意識し、楽しんで過ごしてください。
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いかがでしたでしょうか?
今回は、モノタロウでの成長支援の一例をご紹介させていただきました。
モノタロウでは自ら学び、仕事を通じて成長したい方からのご応募をお待ちしています!