内定者が語る就活体験記!モノタロウの選考を振り返って 2022年度新卒社員インタビュー
※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。
モノタロウ人事の宮田です。3月に入り寒さも和らいできた中で、2022年度新卒社員の入社まで1ヶ月を切りました。そこで、4月からモノタロウで社会人生活をスタートさせる内定者のお二人にインタビューを実施させていただきました。これまでのご経験や就活のお話、モノタロウへの入社を決めた理由、面接を受けての感想など幅広くお伺いしています!
Q1. 大学・大学院で取り組んでいたことを教えてください
木上
学業では、モノに対する愛着をテーマに卒業論文を執筆しました。学業以外では、硬式テニスサークルでの活動に力を入れていました。高校から硬式テニスを始めたのですが、団体戦のメンバーになれず悔しい思いをしました。なので、大学でリベンジしようとサークルに入り、練習に励みました。練習日が限られてしまう部活動に対してサークルは自由度が高く、練習しようと思えば毎日練習できる環境でした。それが功を奏して、大学では団体戦に出場することができました。
石川
画像処理やCG・音声処理を行う研究室に所属し、学部4年生の時は画像処理の研究、修士課程ではCGレンダリングの研究をしていました。(レンダリング:抽象的な情報からプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成すること)どちらの研究も自分の趣味である天体観測がテーマになっています。具体的には、写真に写っている星座を特定したり、都市の夜空を高速にレンダリングする方法を検討しました。学業以外では、大学のサークル情報を集約するサイトを個人開発し、現在もその運営に携わっています。北海道大学は200以上のサークルがあり、その各サークルから情報を提供いただき、サイトに掲載しています。自分が入学した時の新歓ではビラ配りや対面交流がメインだったのですが、サークル数が多いためすべてをチェックすることが難しく、どういうサークルがあるのかを俯瞰的に調べたいなと思ったことが開発のきっかけです。
Q2. 就職活動について教えてください
木上
「人の成長を支える仕事がしたい」という思いが軸としてありました。その中で自分自身も成長していきたかったので、教育・人材・オフィス業界を中心に見ていました。その背景には、塾でのアルバイト経験があります。生徒と接する中で、人の成長を支えることへのやりがいを感じるようになり、それをもっと大きな規模で行いたいと思うようになりました。一方で、業界の選択肢をあまり絞りすぎず、なるべく他の業界にも目を配るように意識していました。
石川
IT業界、その中でもソフトウェアエンジニアの職種をメインに見ていました。SIerと迷いましたが、自社サービスのシステム開発に携われる企業に魅力を感じていました。
Q3. モノタロウへの入社を決めた理由を教えてください
「人の成長を支える仕事」を軸に就活を進めて行く中で、事業者の皆さんがモノタロウのサービスを使うことによって手間や時間を短縮でき、より重要な仕事に充てる時間の確保に繋がるため、広い視点で「働く人々みんなの成長」に向き合えると考えました。また、勢いのある会社に新卒から関わり、前向きに挑戦できることが魅力的でした。
- モノタロウでなら挑戦できると思ったきっかけを教えてください
木上
きっかけは、内々定をいただいた後のオフィス見学会です。そこで鈴木社長とお話できる時間があり、「新卒でモノタロウに入ることの良さ」について質問させていただきました。その回答として、「勢いのある成長企業であり、その勢いをどのように維持しコントロールしているのかを内側から見れること」「1人のミスで簡単に揺れない規模の企業であるため、失敗を恐れ過ぎずに挑戦できること」を挙げられました。これらの言葉が今でも印象に残っており、モノタロウでなら勢いのある環境で前向きにチャレンジできると納得しました。
石川
「他者への敬意」が社内で広く浸透していたことを挙げます。また、風通しの良い社風であることも決め手でした。具体的には、インターンに参加した時に社員同士のミーティングに加わったのですが、そこでお互いへのリスペクトを感じる場面がありました。また、新しいIT技術を積極的に取り入れているところやデータドリブンである点も魅力的でした。(データドリブン:データを収集・分析して課題に対する意志決定を行うこと)
Q4. 面接の感想を教えてください
木上
面接は、怖い雰囲気でも緩すぎる雰囲気でもなく、程よい緊張感で臨むことができました。質問内容は、私がどういう人間かを正しく理解した上で判断しようとする姿勢を感じるものでした。深掘りされることもありましたが、問い詰めようというものではなく、私が答えたことに対してより詳しく聞いてもらえる形でした。また、面接官の対応がとても誠実で「他者への敬意」を感じることができました。
石川
面接は全体的に穏やかな雰囲気でした。質問内容としては、過去の経験をメインに、自分が思ったことやそこから得られた学び・反省点などを深く聞かれました。私の場合は、大学サークル情報サイトについて話したのですが、開発内容や学んだこと、苦労したことなどに質問が展開していきました。
Q5. 面接に向けて準備したこと・意識したことを教えてください
木上
基本的な面接対策ができていれば、そこまで心配する必要はないと思います。モノタロウの面接に限らないことですが、自分自身を偽りなく表現し、相手に分かりやすく伝えることを意識していました。また、緊張しやすい性格なので、他社さんの面接を積極的に受けながら、面接に慣れていきたいと考えていました。その結果、モノタロウでの面接では、緊張せずにスムーズに話すことができました。
石川
木上さんと同じように自分の人間性や興味のあることを率直に伝えることを意識しました。私の場合、インターン経由で選考に参加し、初めての面接がモノタロウだったので、緊張しないで受けることができました。面接の準備としては、TechBlogやSlideshareなどを見ていました。個人的にも興味があり、社内での技術的な取り組みや課題へのアクションを把握していました。
Q6. 就活生に向けてのメッセージをお願いします
木上
心身ともに無理をしすぎないということを大切にしてください。コロナ禍の影響で思うようにいかないことも出てくると思いますが、後悔のない就活をして欲しいです。私の場合は、祖母と一緒に住んでいるため、新型コロナ感染のリスクを考慮して対面での面接をお断りしたこともありました。また、一人で取り組んでいると辛い時期もあると思うので、周囲の人に頼ってみてください。私の場合は、バイト先の先輩に就活相談やES添削という形で頼ったり、サークルの同期と近況報告をすることで力を借りていました。
石川
カジュアル面談などで様々な社会人とコミュニケーションを取ることが良い経験になるので、積極的に活用して欲しいです。社会で働いている人は、新卒での面接を突破している方たちなので、面接に対して気がかりなことを相談すれば、良いアドバイスがもらえると思います。会社の人ではなく一社会人として意見を聞いてみることをおすすめします。
Q7. 最後に、残りの学生生活はどのように過ごす予定ですか?
木上
今しかできない楽しいことをやり切ることで、入社に向けてのモチベーションを高めていきたいと思っています。例えば、コロナ禍の状況を見ながらですが、卒業旅行に行きたいです。友人がパンダを見たいと話しているので和歌山がいいかなと考えています。
石川
個人でサークル情報サイトの開発をずっと続けてきたため、自分が卒業するにあたって、後輩に引き継ぎたいなと思っています。技術的なことや運営のノウハウを卒業までに伝えておきたいです。また、道内のどこかへ旅行に行きたいです。論文執筆中に、「論文を書き終えたら温泉に行きたい!」と考えていたのですが、新型コロナの感染拡大に伴い行けてない状態です。卒業までに実現できたらなと思っています。
コロナ禍が落ち着くことを願うばかりですね…!
木上さん、石川さん、インタビューありがとうございました。