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洋服の、毛玉をとる

洋服の毛玉とりをしてみた。
私は自他ともに認める洋服好き。
なのにメンテナンスには長い間無頓着だった…

なぜ、突然洋服の毛玉取りを始めたか。

休職してからクロゼットの整理を始めた。
(あんな会社二度と出社してやるもんか
(# ゚Д゚)という感情が無きにしもあらず…仕事用に買っていた服をバンバン捨てた。汗)
スッキリしたクロゼットには好きな洋服ばかりになった♥
思えばストレスでひどい買い物をしていたもんだ…。着るかもしれない、バーゲンで安くなっていたから、洋服と目が合ったから、等々衝動的に買い物をしていたのだ。
でも衝動的に買った服って、全然素敵に着こなせない。
着こなすためにはあのアイテムが必要だ!とさらに買う…。
なんたる悪循環。

クロゼットは私の心を映し出しているかのように混沌としていた。

さて。今の私は時間に余裕があるので最近は読書三昧。
そんななか、

ファストファッション クローゼットの中の憂鬱」エリザベス・L・クライン著
という本を読んだ。

ファッション業界の仕組みや歴史、人権問題、さまざまな事が書かれていたが、
「洋服をもっと大事にしたい!使い捨てではなく、その服がもっているバックグラウンドなどを考えて買い物をしたい!自分が納得して買い物をし、愛するクローゼットを作っていきたい」
という思いが、私の中でむくむくと大きくなっていった。

大事に洋服を着るということは、時間と手間がかかる。しみ抜きをする、衣類によって洗剤を変える、洗濯方法を変える、保管方法に注意する、毛玉取りをする…

でも、手間をかけた分不思議と愛おしい気持ちは大きくなる。

これは、休職したからこそわかる「贅沢」なのかもしれない。

そんなことを思いながら今日も着たい服の手入れをし、クロゼットを見てにんまりした。



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