【イベントレポート】monopo night in London vol.7 - ロンドンに日本のお祭りカルチャーを持ち込んでみた。
2023年6月9日(金)に、monopo London オフィスにて第7回目となる「monopo night」を開催しました。現在ロンドンで大盛り上がりを見せているジャズミュージックと日本の伝統的な文化であるお祭りを融合させた「Jazz 祭 night」をテーマに、クライアントや友人など100名以上のゲストにお越しいただきました。さまざまなコミュニティ同士が繋がり、新しいカルチャーが創造された特別な一夜となりました。今回は大成功に終わった「Jazz 祭 night」をレポートしていきます。
1. monopo nightについて
▼monopo nightとは?
monopoでは、monopoオフィスでテーマを設定し『monopo night』と題してスタッフとその友人、クリエイティブコミュニティーメンバーが一同に集まって食事やお酒を楽しむパーティーを開催しています。東京オフィスでは2014年からスタートし、すでに60回以上の開催実績があり、2018年からはロンドンでも不定期で開催。monopo nightの参加者はメンバーのみならず、クライアント・クリエイター・メンバーの家族と友人を中心として構成されており、参加者がポジションにおける垣根なくパーティーを楽しむことで、新しいコミュニケーションやコラボレーションが生まれる場となっています。
このようにmonopoではパーティーという一つのイベントをとても大切にしています。monopo nightのテーマはメンバーが月替わりで議論し、季節やトレンドに合わせて決定。役職は関係なく、その月の幹事があらゆる趣向を凝らして企画しています。毎月のパーティー開催は簡単なことではありませんが、monopo nightを続けていくためにメンバー同志で協力し、東京では先月で66回目の開催を迎えました。
▼ロンドンオフィスでは?
2018年12月に、ロンドンでは初めてとなる”monopo night London vol.0”を開催しました。ロンドンらしい雰囲気のあるパブ「The Three Jones」をお借りし、ロンドンやヨーロッパを拠点に活動するクリエイターを中心に、80名近くのゲストが参加しました。
2. 「Jazz 祭 night」レポート
ロンドンオフィスでのmonopo nightは7回目の開催。monopo CEO佐々木とCOO岡田のヨーロッパ出張に合わせ、monopo London初となる音楽を取り入れたmonopo night「Jazz 祭 night」を企画しました。
▼テーマ「Jazz 祭 night」
ロンドンでの今日のジャズシーンはとても活発です。若いミュージシャンたちがシーンにどんどん現れ、次々に作品をリリースし、過去にないスピードでムーブメントが起きています。そんなロンドンでホットなジャンル「ジャズ」と、日本を象徴する文化「祭り」を結びつけ、音楽の新しい化学反応を試みました。
飾り付けは日本のお祭りらしい提灯やお面をチョイス!お面は日本から持参したものに加え、メンバーが日本の伝統的なお面にペイントしたものも用意。飾り付けだけではなく、ラムネやレモンサワーなど日本らしい飲み物も用意しました。
そして今回音楽を担当したのは、日本のレコードレーベル「Jazzy Sport」の初となる海外支部、Jazzy Sport London!Jazzy Sport Londonは、collectiveとして日本とイギリスを音楽でつなぐ活動をしています。現在は定期的なイベント開催やラジオを通じて、日本のミュージックシーンを世界に向けて発信しています。
Jazzy Sport London Website: https://jazzysportlondon.com/
▼当日の様子
「Jazz 祭 night」は20時から屋上でスタート!ロンドンのオフィスには眺めの良い屋上があり、夏の間は定期的に屋上で飲み会を開催しています。当日は晴天に恵まれ、サンセットタイムには綺麗な夕焼けと共に、音楽とお酒を楽しみました。景色を名残惜しみながらも、日没の21時半からは2階のオフィスに移動しました。
21時半から12時までは、Jazzy Sport Londonが日本の音楽を中心に、ジャズを織り交ぜた選曲を披露しました。
1番の盛り上がりを見せたのはなんと盆踊りソング「秋田おばこ甚句」でした!
秋田おばこ甚句(高橋きよ子・光安辰清) : https://youtu.be/cRUERISfM48
日本人以外には馴染みのない盆踊り。聞きなれないリズムでも、日本人メンバーがリードし、自然とみんな輪に。グローバル盆踊り大会が見事に完成しました!その後も聞きなれない日本の音楽に集まった人々は興味深々。日本の文化を届ける良い機会となりました。
後半からはカラオケ大会がスタート。カラオケというよりジャムセッションと言った方が正しいかもしれません。山下達郎や竹内まりやといった日本の著名アーティストの曲をバックに、ラッパーたちが英語のラップを重ねる新たなスタイルが誕生!途中からは、CEO佐々木とロンドンを拠点に活動するUSラッパー、ビックカズンのフィーチャリングに!曲名は「What’s going on?」。その名の通りWhat’s going onな展開に一同困惑するも大盛り上がりを見せ、「Jazz 祭 night」は成功に終わりました。
様々なジャンルの音楽やカルチャーがミックスされた「Jazz 祭 night」。日本発のクリエイティブエージェンシーならではのオリジナリティを持って、ゲストには「普段なかなか触れることのない音楽」に出会ってもらうことができました。ミックスされた空間の中で、新しい音楽、文化、人と出会ってもらうこと、それこそがmonopo nightの目的なのです。
3. A Brand of Collective Creativity
今回のmonopo nightはロンドンオフィスにとって初めての試みとなる音楽を中心としたイベントでした。さまざまな業界の人が集まり、コミュニティを超えて深いつながりが生まれました。音楽の力は世代や文化を超えるものです。monopo代表佐々木と岡田がミュージシャンでもあることから、monopoにとって音楽は欠かせないものです。
monopoが会社のビジョンとして掲げている”A Brand of Collective Creativity”とは、誰しもが本来持っているアイデアやクリエイティビティを純粋に世の中に形にしていけるようなコミュニティのこと。そのために、「クライアントと制作者といった溝」や、「言語・人種・カルチャー」、「上司や部下」といった妨げになるものを取り払う組織を運営していくことを目指しています。
”A Brand of Collective Creativity”を実現するためには、さまざまなコミュニティーを繋げていく必要があります。普段自分たちと異なる視点で世界を見ている人たちこそ、monopoのクリエイティブネットワークを強くしてくれる存在です。monopo nightはそれを達成する一つの方法であり、特に海外での開催はたくさんの新たな出会いや発見を得ることができ、monopo コミュニティーが一段と広がるきっかけとなっています。
4. monopo 12th Anniversary Party:夏の魔物/Summer monster
そしてmonopoでは8月3日に、日頃の感謝の気持ちを込め、設立記念パーティーを開催いたします!
monopo 12th Anniversary Party:夏の魔物/Summer monster
Date: 2023/08/03(Thu) 18:00-23:00
Location: WALL&WALL
東京都港区南青山3丁目18−19 フェスタ表参道ビルB1
Door: ¥3,000
Artist: monopo roots / DDHOTD and more!
イベントの詳細はこちらからご覧ください!
※恐れ入りますが招待制となるため、ご参加ご希望の方はmonopo SNSのアカウントへDMをお願いいたします。
monopoでは毎年、設立記念日である7月7日周辺でパーティーを開催しています。過去のアニバーサリーに関してはこちらの投稿をご覧ください。
この記事を読んで少しでもmonopoに興味をお持ちいただいた方はぜひお越しください!
一同お待ちしております。
執筆:Nina Yamada(monopo Tokyo PR, Jazzy Sport London)
撮影:Stella Grotti, Jorie Einarsen, Ferdaws Alizada (monopo London)
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