広島原爆投下から79年
広島に原爆が落ちてから79年が経ちました。おじさんである僕が見ても歴史上の話で、体験談として話せる人間が減ってきたという印象は否めません。
なるべく戦争の話は残したいなと思っています。
僕も少し勉強して、第二次世界大戦ではなく、日本人なら大東亜戦争という言葉を使うべきなのかとか色々思うことも多くなった。現代では情報が多いので、真偽を確かめなければならないが、おじさんになった今でも歴史の情報は改編されていく。
大東亜共栄圏というものを日本やアジア諸国が提起し、欧米諸国の植民地支配にあったアジア諸国を解放しようという戦いだったのだ。結果どうなったかというと日本は敗戦国になったが、アジア諸国は植民地支配から逃れたのだ。目的は果たされたが、日本だけは痛い目をみた形になった。
これが世にいう第二次世界大戦であり、大東亜戦争なのだ。
そして、GHQにより、大東亜戦争という言葉は使うな、第二次世界大戦とするというお達しがあっていまだに教科書には第二次世界大戦と書かれているということになる。学校教育はかなり欧米の影響を受けて、日本人は弱体化されている。その辺りも文化や歴史、自分の身体などを使って研究してきた身としては皆さんに知って欲しいところだ。
戦前には米俵担ぎ競走というものがあった。
これは米俵を担いで数十m移動するというものだ。
これを女子高生がしていたという。
皆さんご存じだろうか?米俵は60kgある。戦前女子高生は60kgの米俵を担げたのだ。農作業をしていたにしても現代の女子高生に果たしてできるだろうか?
小学生でも半俵、身体の大きい子は1俵持っていたとやったひとは言っている。
しっかり運べなくてもいい。引っ張ってでも運べたらいいのだそうだが、女子高生ぐらいになると担げたと言っている。
これは軍事訓練を兼ねていて、非戦闘員が負傷者を運ぶための訓練を兼ねていたそうだ。だから、学校でしていたのだが、果たして現代の学生でこれを持ち上げることのできる人間がどれほどいるだろうか?
追い込まれた人間の強さ、特に日本人は追い込まれた時の強さはピカイチの民族だと勝手に思っている。
その強さを今一度発揮しないといけないほど、経済や政治の状態は良くないのではないかと僕は思う。