東洋医学は何故効いて、何故効かないのか?
はじめに
またネットきっかけなのだが、あるポストがXを流れていた。
「漢方で言われる『証』って何?」
というものだ。昔からそう言われているからそれが根拠と言われても納得できないということだった。
まぁ西洋医学者の考えとしてはそうなるだろう。その気持ちもわかる。それには明確な答えがある。それについて少し書いていこうと思う。
『証』とは何か?
西洋医学でいうところも検査結果と思ってもらったら良いだろう。検査結果が出れば何をすれば良いかがわかる。そしてそれに向かって漢方を処方するのだ。
しかし、東洋医学にはここで問題がある。
その検査をする検査器具が自分なのだ。
つまり、自分が検査器具としてポンコツであれば博打みたいな治療になるし、自分が検査器具として優秀であれば、バチバチに漢方が当たるのだ。
このあたりを整理できていないひとが多い。
東洋医学と西洋医学の両方が好きな僕としては、その通訳を担いたいところだ。お互い理解できるように説明できる。
以前にも書いたがターヘルアナトミアを翻訳した杉田玄白が間違いの元なのだが、それは過去にも書いたかな?また聞きたいとかコメントがあれば書いてみようと思う。
おわりに
これから間違いなく漢方の時代がくる。それはなぜか?
AIが発達したからだ。
全くつながらないように思うかもしれない。しかし、東洋医学は圧倒的数の過去の経験から得た処方だ。つまり、圧倒的数の経験を処理する最強のツールがAIであり、僕は完全オーダーメイドの漢方ができてくると思っている。
みなさんこれから東洋医学の勉強はしたほうがいいですよ。