ムツゴロウさん死去
ムツゴロウさんこと畑正憲さんが亡くなられました。
僕世代の人はテレビで「ムツゴロウ王国」を見ていた人も多いのではないでしょうか。僕は動物が好きなのでよく見ていたました。
色々な動物と戯れるムツゴロウさんの凄さがありました。
僕が知っているムツゴロウさんエピソードを列挙していきましょう。
まず、大して勉強せずに大分の田舎から東大合格。
おいおいって感じです。時代はあったかもしれませんが、そうはならんやろ。
基本的な頭がいいんでしょうね。麻雀もプロ資格を持って激強なんだそうです。
プロでも勝てないぐらいで伝説なんだそうです。
当時最高段位が9段だったのに9段をボコボコにした結果、10段を作るに至ったとされています。初代10段位だそうです。
そんな無茶苦茶な、、、
そしてその圧倒的頭脳は動物に興味を向けることになります。
もうその変態ぶりたるや常軌を逸しています。
まず生身で猛獣と触れ合います。
めちゃくちゃ危険なので絶対にマネしないでください。
ライオンとかトラ、ピューマなんかと触れ合っているのを見ました。
ライオンに中指の先を齧られることになるのですが、それについても何かライオンが驚くことがあったらしくその拍子に指を噛み切ってしまったようです。
それについてもムツゴロウさんは「ライオンを驚かせてライオンに悪いことをした。」というようなコメントを残しています。
そのニュースを聞いたとき僕はまだ若くひねくれていたので、
「そんなことあるかい!いいひとぶっているだけやろ!」
とか思っていましたが、今ならわかります。
ムツゴロウさんの動物への愛や尊敬は本物です。
心からそう思っていたと思うし、自分の中指がどうのよりライオンを先に心配したと思います。
そんなムツゴロウさんなんですが、もちろん危険なめにも遭っています。
当時僕はテレビで見ていたのですが、アナコンダと同じように戯れるムツゴロウさんがいました。現地の人に信じられないぐらい大きいアナコンダを首から肩のあたりに乗せてもらって大はしゃぎしておられました。
そうするとゆっくりとスルスルとそして確実にアナコンダがムツゴロウさんの首に巻きついてムツゴロウさんの顔が赤色に変わっていくのです。
現地の人が大慌てで引き剥がしていました。
「いやぁーすごい力ですねー。」と解説しているムツゴロウさんに子どもの僕は爆笑していました。
これは小さい頃本で読んだと思うのですが、
ヒグマを飼っていたと思います。子熊から成獣になるまでを育てたのではなかったでしょうか。
それも飼っている時に一緒に寝たいと思って小屋で一緒に寝ていたというエピソードがあります。
クマと一緒に寝れますか?!
ムツゴロウさんの長女がヒグマを散歩させたりしたそうです。
イヌちゃうぞ!!!
本は畑正憲名義で書いておられるため僕は当時ムツゴロウさんと一致していませんでした。畑正憲って人頭おかしいなと思っていましたが、その人が僕の大好きなムツゴロウさんだとは思わなかったのです。
母に言われた「畑正憲ってムツゴロウさんやで。」と言われた衝撃は覚えています。
という形で僕なりに故人を紹介してみました。
僕は頭がいい人が好きなので、ムツゴロウさんは大好きです。
本当に子どものように動物に絡んでいくムツゴロウさんが好きでした。
僕の動物好きの根源にムツゴロウさんがいるのかもしれません。
あぁいう自分の興味に素直で無邪気な人間になりたいし、憧れ、尊敬しています。
故人のご冥福をお祈り申し上げます。
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