星が綺麗だけど見えない夜空。

人間は、人間を診る。私は人生で長い付き合いの医師と語った。

「医者はね、面白くも何ともない仕事。俺は病気を診てるのではないの。人間を診るの。医者は仕事。何度、辞めようと思った事か。人間を診るのが医者としての俺なの。つまんない仕事。定年もない。疲れる。」

私はその医師との会話、対話を長年してきました。

「人間ってのはね。朝、起きれば、手洗い、うがい、髭剃りという仕事から始まる。どう思う?」

「効率が悪いですね。非効率的ですよ」

「バリアフリーをどう思う?」
「必要な人には必要です。不要な人には足腰が弱くなるとは思います。」

「医者なんて面白くも何ともない仕事を続けるとね。色んな物事が見える者だ」
「?」

「今の時代にもね、内職をする人も居る。俺は人として尊敬するね」
「時代は変わりましたね。」

「革命なんてね、結果的には悪化するね。」

「哲学者はいつも哲学者に敗れてますね。」

「よく勉強してるじゃない。流石は天才だ」

「いえ、歴史的に常にそうなってる事で証明済みですね。新しい哲学は出ます。また新しい哲学者に敗れていきます。文明開花しても、全く変わらない分野ですね。日本の哲学も、世界の哲学も、新しい哲学者に敗れさりました。現代社会に、もたらす事は格差社会ですね。」

「どう思うの?」

「国の文化の違いですね。西洋や、旧ソ等は成功しました。国の違いは彼らは革命の国だからです。だからと言って否定する気にはなりませんね。革命がハードパワーになる国は国力に差があります。現代社会でも日本には無理がありますね。僕なら、違う革命が良いですね。」
「何なの?」

「日本は民主主義国家です。民主主義=デモクラシーですね。デモではなくて、デモクラシーです。民主主義ならば、民意を尊重する事は当然の政治姿勢ですね。当たり前ですが、日本の憲法上、記載されてる筈ですが、一人のノーは国民の総意になりませんね。一人護憲と言ったら、絶対に護憲するのも、記載されてる筈ですね。」

「改正する事は当然ですが民意を尊重したプロセスを経た、政治決定が民主主義ですね。」「只、僕は政治に興味は薄くなりましたね。民主主義国家と示せば、改めて、考えますね。」

「革命は起こそうとして起きません。デモクラシーをしても、暮らし良い?となれば、意味はありません。」

私は淡々と語り、今、現在、改めて、考える。「ソフトパワーという職。政府には此れは是々非々とも、産業として認めて頂けたら、此れ幸い」

端的に文章と文明を描くだけではない、魅力のあるソフト産業ですので、と物思いに浸りながら、執筆は実のある実力的な職であると我、人間として示す。一日は日常は幸せな事である。幸せな気持ちは夜空が見えない部屋でも、気分は良い感じだなと私は思いました。また明日。団塊の世代の方々が創った平和に感謝。

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坂本武志
誠に有り難うございます✴️