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エンジニアでも理解すべきフロントエンド商品という考え方(ブラウザサイドの話じゃないよ)

はじめに断りを入れておくと、エンジニアだったら、フロントエンドっていうとVueとかReactの話になると思うのですが、今回はそういうのじゃないです笑

今回言うフロントエンドっていうのは、マーケティング用語でいうフロントエンドの話です。

これ、実はエンジニアにとって、特にフリーのエンジニアにとってめちゃくちゃ大事な話です。

初めにことばの意味を説明しておくと、「フロントエンド商品」っていうのは集客用の商品ということです。例えば、Netflixのお試し期間等がそれに該当します。

Netflixをお試し(フロントエンドとして)で使ってみてもらって、Netflixのコンテンツの充実さ(良さ)を見せつけて、もうNetflixなしでは休日を過ごせないようにさせてから、有料版(バックエンド)に加入してもらうわけですね。


フリーエンジニアでもフロントエンドという考え方を取り入れる

では、これを僕たちフリーランスに当てはめるとどうなるかというと、簡単で安めのシステムをとりあえず作ってみてあげるということになります。


例えば、僕ならこんなことがありました。

あるサイトでトレードの補助ツールを作って欲しいって人がいました。

まず、ここまでの情報で、トレードの補助ツールを作って欲しいってことは、歴がそこそこあって既にトレードである程度利益が出ていることが予測できますよね。(始めたばかりの儲かってない初心者が、お金を払ってまで補助ツールを欲しいとなるとは考えにくい)

しかも、補助ツールの制作を人に頼む発想があるということは、こちらから何か便利であったり儲かるシステムの開発を提案すれば乗ってきてくれる可能性も高い。

こういった人の依頼は、多少不利な条件でも提案して、確実に仕事を受けて、相手の期待以上のクオリティで納品すれば継続受注や大きめの案件を引き受けることが出来ます。(僕はこういった場合、フォーチュントークを使って無料で提案してしまうことも結構あります。)

この後ちゃんと信頼関係を築くことができて、この依頼者やその繋がりがある方複数人とはキャンプに行ったり、一緒に投資系のツール販売をして結構いい感じになっています。


ようするに、いきなりがっつりと仕事をもらうのではなく、初めは軽めの仕事とかを確実に引き受けて信頼関係を築いてから、大きめの仕事でしっかり利益確保する方が上手くいきやすいよという話です。

このとき、納品物だけではなくて、やり取りのしやすさ等も期待以上じゃないと信頼関係は築けないので、コミュニケーションにもしっかり注意してくださいね。


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