ヌクチャムってどんな味?臭いって本当?ヌクマムとの違いや使い方など
東南アジア料理が好きな方やエスニックフードに挑戦してみたい方にとって、ヌクチャムという調味料を耳にしたことがあるかもしれません。
この記事では、「ヌクチャムってどんな味?臭いはするの?」「ヌクマムとの違いは?」「使い方やおすすめレシピ、代用品**」など、気になるポイントをまとめてご紹介します!
ヌクチャムとは?
ヌクチャムは、ベトナム料理でよく使われる調味料で、主にディップソースとして提供されます。ヌクチャムは「混ぜる」や「和える」を意味し、ヌクマム(魚醤)をベースにライム、砂糖、酢、唐辛子、ニンニクなどを加えて作られます。甘さ、酸味、辛さが絶妙にバランスした、爽やかなソースです。
ヌクチャムの味と臭い
気になるヌクチャムの味は、甘酸っぱいのが特徴です。ヌクマムの塩味が下地にあるため、ほんのり魚介の風味も感じられますが、ライムや砂糖がその強さを和らげています。結果として、さわやかな味わいになっており、日本人の口にも合いやすいです。
一方で「ヌクチャムは臭い?」と心配する方もいるかもしれません。実際、ベースとなるヌクマム自体は、発酵させた魚から作られているため、独特の匂いがあります。ただし、ヌクチャムの場合、他の香り豊かな材料(ライムやニンニク)で調整されるため、気になるほどの強い臭いはしません。むしろ、香りが爽やかで食欲をそそります。
ヌクチャムとヌクマムの違い
簡単に言えば、ヌクマムはベースとなる魚醤で、ヌクチャムはそれを使って作る完成したソースです。ヌクマムは塩味が非常に強く、独特の風味を持っていますが、ヌクチャムはヌクマムの風味を生かしながらも、他の材料でマイルドかつバランスの取れた味わいに仕上げられています。料理にそのままヌクマムを使うときもありますが、ヌクチャムはディップやドレッシングとしても使いやすいです。
ヌクチャムの使い方
ヌクチャムの使い方は非常に多様です。ベトナムでは、揚げ春巻きや生春巻き、焼き肉や魚料理のディップソースとして使われることが一般的です。また、サラダやフォー、炒め物のドレッシングとしても活用でき、料理全体に爽やかな風味をプラスします。
カルディでのヌクチャム
日本でも最近は手軽にヌクチャムを手に入れられるようになりました。特にカルディなどの輸入食品店では、瓶詰めのヌクチャムが販売されています。もしお近くの店舗で見つけたら、ぜひ試してみてください!
ヌクチャムのレシピ
自宅でヌクチャムを作るのも簡単です!以下が基本的なヌクチャムのレシピです。
材料:
ヌクマム(魚醤): 大さじ2
ライム果汁: 大さじ1
砂糖: 大さじ1
水: 大さじ2
酢: 大さじ1
にんにく: 1片(みじん切り)
唐辛子: 適量(お好みで)
作り方:
ボウルにヌクマム、ライム果汁、砂糖、水、酢を入れ、よく混ぜます。
砂糖が完全に溶けたら、みじん切りにしたにんにくと、好みの辛さに合わせて唐辛子を加えます。
最後に全体をよく混ぜて、完成です!
このヌクチャムは、冷蔵庫で1週間ほど保存できますので、作り置きしておくのも便利です。
ヌクチャムの代用はできる?
もしヌクチャムの代用を考えているなら、ヌクマムを手に入れて自作するのが一番のおすすめです。ただ、魚醤が手に入らない場合は、醤油やナンプラーを使うことも可能です。ナンプラーはタイの魚醤で、ヌクマムに近い味わいがあります。醤油を使う場合は、少しライムや酢を多めにして、魚介の風味を補うと良いでしょう。
ヌクチャムのアルコール度数について
「ヌクチャムの度数」について気になる方もいるかもしれませんが、ヌクチャム自体はアルコールを含まない調味料です。主成分が魚醤、ライム、砂糖、酢、にんにくなので、度数はゼロです。お酒と合わせて食べる料理としては最高ですが、ソース自体にはアルコールは含まれていないので、安心して使えます。
まとめ
ヌクチャムは、ベトナム料理に欠かせない万能ソースであり、甘酸っぱくさわやかな味が特徴です。ヌクマムをベースにしているため、少し独特の風味がありますが、他の材料と混ぜることで臭いも気にならず、食べやすい調味料となります。カルディでも手に入れることができ、簡単なレシピで自宅で作ることもできます。ぜひ、ヌクチャムを使ってエスニックな料理に挑戦してみてください!