仕事の自己ブランディングに鎌倉が良い理由

皆さん、こんにちは。ものまさです。

鎌倉に住んで良かった事の一つが、仕事での自己ブランディングです。
「鎌倉に住んでいる」と伝えるだけで、殆どの人が肯定的なのは、これまでこの場所を大切にしてきた人たちのおかげだと思います。

国内の取引先とも、年に一度は鎌倉に散在する貸し会議室や喫茶店を貸し切って、オフサイトミーティングをします。

ミーティングの後は、早い時間から海沿いのレストランで食事を楽しみ、サンセットを一緒に眺める事で、感動を共有します。

お酒が好きな人とは、地元の居酒屋等で軽く飲みに行き、プチローカル感覚で非日常を楽しみます。都内での飲み会も良いですが、郊外はコスパも良く、美味しい食事も楽しめます。

私が勤める会社は都内にある国籍企業で、定期的に海外から多くの同僚が来ます。
これまでアメリカ、イギリス、フランス、スイス、ドイツ、ポーランド、中国、台湾、韓国、シンガポール、などたくさんの人が遊びに来ました。

日本に来る人の多くが、エリート層か、将来を期待された人です。そんな人達は頭がよくて、謙虚な人が多く、人生経験も豊富で話が面白い。退職したり事業売却などで、仕事上繋がりがなくなっても、友達として関係を続けたい人たちです。

彼らの多くが、東京には何度も来ているので、都内で週末を過ごすのには飽きている人も多く、「週末暇なら、遊びに来ないか」と鎌倉に誘うと、たいていの人が来ます。

特にアジア圏では、スラムダンクのおかげで鎌倉の認知度も高く、鎌倉高校前の踏切に連れて行くと喜んで写真を撮りまくり、友達や家族に動画配信したりします。

観光客の混雑を嫌う人も居ますが、私は観光客の数が増えることは、日本や来る人達の国が平和な証だと思っています。ですから、「また来たいな！」と思えるような経験をして欲しいです。息子が小さい時は、肩車をして通り過ぎる江ノ電に向かって手を振っていました。皆が嬉しそうに海辺を歩いている様子は、見ている方も幸せな気持ちになります。鎌倉には国内外の観光客が運んでくるハッピーオーラで溢れています。

相手の好みや季節によっておもてなしのコースを変えます。若い人で夏場ならば、皆を誘ってマリンスポーツの後にBBQしたり。日本の古いものが好きならば、北鎌倉のお寺で禅を組んだり、抹茶を飲んだり。ヨーロッパの人達はお寺や神社などの古い建築や、日本の伝統的な文化が好きな人が多く、鎌倉五山に連れて行くと、喜ぶ人が多いです。北鎌倉の東慶寺に案内して、昔の日本の離婚ルールを説明すると、楽しそうにしています。明月院（通称紫陽花寺）から天園ハイキングコースを抜けて建長寺の奥にある見晴台までの、山林歩きを楽しみ、八幡宮を抜けて若宮大路を歩いて鎌倉駅。由比ガ浜から海沿いを歩いて、稲村ケ崎公園近くで海を見ながら食事をするなど、山、古都、海を満喫するウォーキングデイも好評です。

また、鎌倉ならではの特徴として、個人経営の飲食店の方や、お客さん達の多くが、英語でコミュニケーションが出来ることが挙げられます。海外に住んでいた人が多い印象です。ドイツ人を連れて行ったら、ドイツ語で会話したりもしました。

鎌倉は東京から日帰りで来れる古都として、古い建築や禅の精神、和食など日本の伝統文化を体感できる場所です。また、海沿いのエリアはゆったりとした時間が流れていて、独特の雰囲気があります。鎌倉は全体が日本の今と昔を繋ぐ巨大なテーマパークみたいな場所です。

この雰囲気に合う合わないはありますが、自分の価値観をプレゼンテーションするのにはもってこいの場所です。

思い出を共有すれば、グッと距離が縮まって、仕事もしやすくなります。