ラッキーポジティブデイ
朝から、は動けなかったが
今日は午後から図書館に来てみた。
久しぶりにメイクをして、髪を整えて、新しいカチューシャをして。
単純にも程があるが、
私のテンションは確実に上がっていて、
あまりにわかりやすく足取りは軽い。
そしてこういう日は新しい物への受け入れスピードがとても速い。
いつものお気に入り達を聴きたい気持ちもありながら、彼が今朝教えてくれたクリープハイプのアルバムを聴く。
歌詞を見ながら、好きな音楽がまた増えた。
最寄のひとつとなりの駅の図書館。
静かで、広い。
少しだけ、暑い。
平日にもかかわらず結構なひとが居た。
図書館は久しぶりで、不思議な感じ。
各々自分のことに夢中になっている。
そういうところがものすごく居心地が良い。
本は得意じゃないけど好きな方だ。
物語が面白くなり始めるまで読み進められる根性がない時もあるが、ゾーンに入ってしまえば無敵。想像の宝庫。圧倒的自分の世界である。
ただ、調子の良し悪しがあるため、
文字を目で追いながらも別の考え事をしてしまったりもする。
今日もそういう日なようで、ひとつ本を選んで読み始めたものの、数ページで内容が頭に入ってこなくなってしまった。
難しいことを考えている訳ではなく、
ふわふわとしたなんでもない考えごとである。
こうやって図書館に来る自分好きだな、とか。
聞こえてくる子どもの足音がかわいいな、とか。
この瞬間全然関係ない、彼のことまで考えていて、
ああ、今日は読めない日だ、とすぐにわかった。
そういうときは、
頭の中にある文字をこうやって文章にしている。
全部が全部ここに書けるわけではないし、
時間もそれなりにかかる。
書こうとすると思い出せなくなったりもするし、
誰かに宛てているわけでもない。
でも少しずつ書き出してあげると、
頭が軽くなる感じがある。
こうやって少し自分を整理する。
外に出るという小さいことだけど
有言実行した自分を褒める。
図書館の空気に触れて、
なんか良い感じの自分になれたような気でいる。
まあそれも良しとする。
ここ最近、ポジティブに過ごすということを忘れていたような気がしたので、こういう日がふと現れると嬉しくなる。
そんな今日を
ラッキーポジティブデイと名付けます。
(ちょいダサくらいがちょうどいい)