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そのエビデンスはあるのだろうか

【エビデンス】
エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。一般用語として使われることも増えてきており、多くは、以下に示す分野における学術用語や業界用語としてそれぞれに異なる意味合いで使われている。

Wikipedia

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休日でたのしい気持ちになって、本来の意味とはまったく違うことを思い浮かべてしまう単語たちを集めてイラストにしてみた。

ブツブツ交換のイラストを描くとき「ブツブツ 画像」で検索して後悔した


エビカツパンを食べながら、中学校の社会の資料集に『日本人はエビが好き』ってコラムがあったなぁと思い出していた。エビ好きの人って多いんだな。でも、エビが嫌いな人もいるよな。

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私の母は食べ物の好き嫌いが激しい人だった。でも、私から見れば母の嫌い方のほうに問題がある。自分が食べ物に対して譲歩したり許容したり、多角的に食べ物を見ようとしないのがいけないのに、とずっと思っている。
私はお酢系の食べ物が苦手だけれど、だからといって食べないわけではないし、酢の物の良さが分からない自分が未熟なのだ……と思うのに、と思う。

苦手とか冷めてしまったご飯を食べるとき、自分は今雪山で遭難しているんだ、という想像をする(遭難ごっこと呼んでいる)。そうすると大抵の食べ物は大変貴重で大変ありがたく、とても美味しい。

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アレルギーだとか、頑張ったけどどうしても無理みたいな状況があることは仕方がないと思う。私だって小学生のころ給食の居残り組の常連だったのだし。でも簡単に「私あれが嫌い、これが嫌い」と悪びれもせず言う人には問題を感じる。

食べ物の好き嫌いの激しい人は、人の好き嫌いも激しい、という印象。
対象を自分の固定観念でしか見ず、譲歩せず、批判的に見る癖があるように思える。

それは相手が人でも食品でも変わらないんじゃないかなあ、どうなのかなあ、別に研究したわけでも統計を取ったわけでもないけど、そういうエビデンスってあるのかなあ、エビデンスって聞くと……。


そうやって私の思考はまるっと元の場所へ戻ってきたのだった。


考え事をしながら食べるごはんはおいしい。

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