今までも気持ちが沈んでしばらくSNSで沈黙を貫いてみる、仕事以外の人間関係を可能な限り断ってみる、みたいなことは多々あったけれど、今回ばかりはなかなかに厄介だなと思った。そういう時期なのか、そういう人間になってしまったのか、元々そうだったけれど気付かない振りをしていたのか、単純に許容範囲を超えたのか。本当のところはよく分からないけれど、とにかく急に耐えられなくなった。他人から少しでも雑に扱われることに。遊びに誘われて、断った途端返信を貰えなくなることに。渡した手土産を、何の気
私には2023年も残り3ヶ月となりましたが、2022年を振り返ります。 確か呪術廻戦の漫画を一気読みしていた頃。 心が何メートルか沈み込むって表現、天才的じゃないですか? 不幸なニュースを目撃する度に思い悩んでしまう。
2021年分最後の振り返りです。 夏になると戦争について考える機会が増えます。 楽しくて眩しくてわくわくする季節ですが、 私たちにとっての夏はそういうものでもあると思う。 仕事でも、恋愛でも、何でも。 元は政治学者エリカ・チェノウェスの言葉だったかな。
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「甘雨(かんう)」 しとしとと植物を育てる雨。 「雨落拍子(あまおちびょうし)」 ピアノや三味線等の習い始めのぽつぽつ途切れて下手なもの。 「雨傷(あめいたみ)」 降雨で草花や建物が傷んだり壊れたりすること。 「片時雨(かたしぐれ)」 空の一方では雨が降りながら一方では晴れていること ------------------------------------------------------------------------ Theme:雨
2021年振り返りの続きです。 死ぬために特別な日を探している。 コロナ禍になってから週5日はこんな感じ。
強い風が吹く。小さな花びらが落ちてくる。開いた頁に挟まる。組んだ脚に積もる。開けっ放しのカバンにも入ったかもしれない。この物語を読み終える頃には私のからだはこの小さな植物たちに埋もれてしまうかもしれないと思う。もちろんそんな事態は起きないと分かっていて、想像する。 日差しが布越しに肌を焼く。褪せたジーンズの中で腿が熱を持ち始めたのが分かる。水路で少年たちが水遊びをしている。その心地よい冷たさを自分の感覚に注ぐ。指の間をすり抜ける透明と、爪の間に入り込む土色。帰ったらすぐ
2021年を振り返ります。 2021/1/16 無知や無邪気は罪だけど それを罪と責めてしまうのもまた罪。 2021/1/17 夢の中でだけ、家族に会える。 コロナ禍になって、毎晩のように家族の夢を見るようになりました。 2021/1/22 お利口さんで良かったことなんて一度もない。 2021/1/26 確かめて不確かになったもの 今まで幾つあったろう 好き過ぎて嫌いになったもの 今まで幾つもあったよ (stars/tacica より) 2021/2/10 東京、
『切望』 この鬱屈とした気分を吹き飛ばすほどの約束が欲しい。 例えば、”君の名前で僕を呼んで、僕の名前で君を呼ぶ”とか ”俺が死んだら、墓の上で踊ってくれ”とか、そんな感じの約束。 それさえあればどんな地獄でも生きていけるような、 私自身を支える為のつよい約束。 ------------------------------------------------------------------------ 『足枷』 「髪、切ったの?」なんて 数年振りに会った人にか
28歳最後の日、 街路樹の脇で鳩が死んでいるのを見かけた。 正直なところ鳥は苦手なのだけれど、 土の上に倒れて目を瞑るその鳩は 今まで目にしたどの動物より安らかな顔をしていて 思わず頬や頭を撫でてみたくなった。 スマホを取り出し「鳩 死骸 見つけたら」で 検索してみるが、今日はあいにく日曜日。 役所の死骸処理班へかけた電話は繋がらない。 どうやら自力で処理するしかないらしい。 いったん家にビニール袋を取りに帰り、 鳩を抱き抱えて、自宅に持ち帰り、 燃えるゴミの日まで玄関先
この街は至るところに人が居る。 スクランブル交差点、駅のホーム、 電車の中までぎっしりと。 その姿はさながら出荷される食料のようで、 私は無意識に感情を手放してしまう。 僕らの夢を轢き殺しながら進む、 回送列車は止まらない。 誰にも求められることのない、 傷物の野菜と熟れ過ぎた果実を乗せて。 ----------------------------------------------- Theme:ぎっしり
オフホワイト(英語 off-white)とは、色名の1つである。 オフホワイトには「白に近いが白でない」という意味があり、他の白系の色の多くと同様に「真っ白」(純白)とは異なり、純白に少しだけ灰色や黄色が混ざった色のことを指す。 しかし、オフホワイトという色の明確な定義はされておらず、服飾業界においてはブランドやデザイナーによってこの言葉が指す色に対する認識には違いがある。ただし、現代では純白に薄く黄色が混ざった色を指すことが多くなっており、「生成色」と同じ意味で使用されるこ
2020年最後です。 2020/11/3 人様に迷惑とコーヒーはかけちゃいけない そんなの自分で決められるさ ただの馬鹿じゃない これから始まる世界は不安がいっぱい 大人は危険な動物だし 場合によっては人も殺すぜ ヤケドしそうな熱い僕のコーヒーは ミルクもシュガーも入れない (Four Seasons/THE YELLOW MONKEY より) この曲で上京を決めたといっても過言ではないくらい、 自分の中でとても大きな存在です。 2020/11/6 「かんがえるヒト」
前回からの続きです。2020年下半期へ突入。 2020/6/15 僕の中にも差別する気持ちや感情がある。 それは無意識だけど絶対に。 排他的な経営者が存在する様に。 自分を下げる事で他人を認めない様に。 マウンティングをとることで自分を守ろうとする様に。 他人の幸せが自分を疎外していると感じる様に。 水野創太さんのブログ(2020/6/1)より抜粋。水野さんの書く文章がとても好きです。最近はあまり更新されていないみたいだけれど…また書いてくれないかなぁ。 自分以外の人間
ここ数年、自分の考えや印象的だった言葉を手帳にメモしています。 かなり雑めの日記代わりみたいなものなのですが、これが後で振り返ったとき当時の自分を思い出すのにとても便利。 もしくは、自分が突然死んでしまったとき誰かに見られるのもいいな、とも思います。だからこれはきっと記録兼遺書です。 死んだ後でもいいから自分がどういう人間でどういうことを考えていたのか知って欲しい、というただのエゴかもしれません。 2020/2/12 全ての事実に優劣をつけたがるのもうやめよう。 在るのは
2021年4月17日。 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて。 十年の時を経た彼等の姿に目眩がした。 突然舞台を照らし出す照明と 耳を劈く懐かしいギターの音。 歓声になりきれない我々の悲鳴。 低音部・永田貴樹。太鼓侍・小寺良太。 そして私が歌唱部・中田裕二でございます。 椿屋四重奏、此処に見参。 長い間心のどこかで待っていた 素晴らしい景色が確かに目の前にあって、 それを受け止めるのにひたすら必死だった。 ただ、この夜に在ったのは椿屋四重奏の復活だけ