#176 闇の中
色々と自分で決めなくちゃ、なことからただただ逃げているだけな気がする。
考えること、に恐怖を感じる気持ちがある。
それは多分、自分一人で考えて、考えて、勝手に結論を出して、その結論に則って動いていくのが怖いのだと思う。
そして面倒臭いのだと思う。
ずーーっとそうやって生きてきたのだ。
何が面倒って、結論を出したら、人と関わって、説得したりしなくてはいけないじゃあないか。それがとても面倒なのだ。
妻がいて、娘がいて、妻の親がいて、自分の親もいて、そういうしがらみについて考え出すととたん、「もう考えるのやーーめた」ってなってしまう。
会社でも、いいアイディアが思いつきそうになっても、それを実現させようと思うと人と関わらないとならないと思うと、面倒になって、思いつく前に思考を停止してしまう。
嫌な癖がついてしまったな、と思う。
誰かとの関わりの中で何かを成すのが向いてないのかもしれないなぁと思う。
交渉とかが全然できない。
いい見本が周りにいないまんまで気付いたらもうおっさんの歳になってしまっている。
どうしたらええんじゃろ。
一人で突き詰めていくこと、に集中して伸ばして行ったらいいのかもしれない。好きなことで。
最近は好きなこと、楽しいことが何だったかよく分からんくなってしまってて、これは良くないなぁと思う。
漠然と、悔しさみたいなものはあるから、まだ何とかかろうじて生きているのかもしれない。
悔しさを、ただゴリ押しのがんばりだけじゃなくて、考えて考えて自分で納得した上での行動に昇華させたい。
悔しい。