同人誌の話は、どしどしSNSで話して欲しい。という話
私は、「Spファイル友の会」のメンバーとして、自分たちの出している「Spファイル」や「UFO手帖」の感想は、どんどんアップして欲しいと思っている。もちろん表紙の画像をアップする事も含めてだ。
自分は中の文章の中の、そのまた一部だけで、表紙そのものには関わっていないが、原画を描かれたイラストレーターの方や、デザインを組まれた方がいて、それはメンバーとして「同志」だと思っている。
いや、なぜこんな話をするのかと言うと「転売をしないでほしい」(これはもちろん痛いほど理解できる)の話の後に「表紙を勝手にアップしないで欲しい」、「それは公開処刑と同じ」というツイートがツイッターで回ってきたからだ。
確かに、「人それぞれ」とは思うし、それは理解しなければならないんだろうなと思う。でも、その人の本だって、人生の一部を削り、努力と知識を重ねて作ったものだろうと思うのだ。いわば「血と汗と涙の結晶」だ。
そりゃ確かに好きな事を「努力」扱いされるのは、私も嫌だ。でも自信が無いを通り越して「公開処刑」と言ってしまうのはどうなんだろう? 日本は(一応は)表現の自由は守られているはずだ。例えば、安倍首相をちゃかしたような作品を作ってもいいはずである。
世の中には、確かに芸術に理解の無い人は政治家はもちろんだけど、沢山いる。でも、自分の作った創作物を「芸術だ」と作った本人が言えないようでは、どうなるのか? 傑作だろ? 自信作だろ? 恥ずかしいなんて言ったら作品がかわいそうだ。
リツイートで回ってきた表紙から、作品や作者を知る人だっているだろう。
中には帰りにやっているような戦利品プチオフ会や移動中の新幹線で読まないで欲しいという人もいるらしい。
でも私は「Spファイル」、「UFO手帖」はどんどん戦利品報告して欲しい。コミケ後のファミレスや新幹線の車内で、どんどん仲間の前で見せびらかして欲しい。
確かに、読む人が増えれば、作る方も気が抜けなくなる。でも、そうやって、UFOというのは別にカルト的な危ない方向での接し方だけではない、というのが広がるのも、また良い事ではないかと思うのだ。