50系客車から自由に考えたり
50系客車というのは国鉄末期に登場して、あまり活躍できないまま消えてしまった感じがある。
もともと国鉄ローカル線で通勤通学需要が結構ある場合、それは客車列車が役目を担っていたと思う。朝と夕方に長めの編成を投入する。他で使ったものが流れてきた場合が多かったと思う。60系客車は最初からローカル線とか聞いた事もあるけど。
用途としては通勤通学だけど、駅間距離があるから、着席数が多い方が都合が良かったんじゃないかと思う。終点になる都市部の駅で一気に降りる訳だけど。
ただ、ドアも手動だし、老朽化も進んでいたから置き換えようという。その場合、編成を短い気動車とかにして本数を増やそうという方向には、すぐには行かなかったんだと思う。電車だと値段が高いからなおさらだし。
あと、機関車を貨物列車と場合によっては共用できたのも大きいと思う。貨物は結局別会社になったんだけど。
でも、長い編成をドカンと投入する方向から、短い編成で本数を増やす方向に移行して、客車列車で運行するのは不利になってしまった。
せめて模型として走らせる事を考えても、やっぱり4両編成以上にはしたい。他の旧型客車との連結はほとんど無かったけど、客扱い無しのオハニが1両連結される位はありだと思う。
機関車はディーゼル機関車(DF50もギリギリ似合いそうだ)や交流、交直流の機関車がほとんどだったみたいだけど、EF64というのも無いわけではない(EF62もアリかなと思う)。回送ではEF58も引いていた。
多分一番問題になるのは、長編成を走らせる為の用地の確保じゃないか。
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