自分が生まれる10年前の曲
自分が20歳になった時に、30年前の曲、すなわち自分が生まれる10年前の曲を聞いていただろうかという話題が出た。「昔のヒット曲」を若者に話してもピンとこないという、繰り返し話された話題であり、定番とも言える。
PUFFYの「これが私の生きる道」(1996)が、もうそれくらいであると知って、軽く驚いている。
自分の場合はどうだったか、1959年前後の曲という事になる。流石に橋幸夫の「潮来笠」(1960)は一応知ってはいてもピンとこない。これは志村けんやザ・ぼんちが歌いだしをネタに使っていたから知っているだけなのである。
しかし、ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」(1961)、ザ・ピーナッツ「情熱の花」(1959)、ダニー飯田とパラダイスキング「ステキなタイミング」(1959 歌は坂本九)、スリー・キャッツ「黄色いさくらんぼ」(1959)あたりになると、歌詞がスラスラ出てきたりする。
CMに使われたり、リバイバルブームになったり、他の歌手がカバーしたりとケースは色々である。丁度自分達の頃は昭和30年代ブームがあったのである。
洋楽ではポール・アンカ「ダイアナ」(1957)とか、ニール・セダカ「カレンダー・ガール」(1959)辺りはテレビやラジオで流れたのを聞いて、いい曲だと思った。
度々好きな曲だと言っているリッキー・ネルソン「ハロー・メリー・ルー」(1961)は、実はマヨネーズのCMで聞いたのがきっかけであり、ブライアン・ハイランド「ビキニスタイルのお嬢さん」(1960)だって、やっぱり何かのCMに使われていたのである。
そしてベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」(1961)はスティーブン・キング原作の映画がきっかけだったのである。
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