国際鉄道模型コンベンション2023から 1

 JAMと呼ばれる鉄道模型イベントがあって、3日間開催なのだが、毎回この時期は夏期休暇(短い)の影響で1日だけ来るのが自分の定番だ。

 自分にとっての以前からのテーマ、「鉄道は好きだが◯◯鉄道の✕✕系の模型が走らせたい訳じゃない」、「できれば狭い面積で楽しみたい」を考えながら歩いたりした。

 今回なんとか見られた部分を紹介したい。

 さて、別に日本にこだわりがなかったり、あるいは通勤を思い出すから日本の電車が好きでない場合、「いっそ海外ならば」という考えも出てくる。
 個人的にはキューバの電車など好きである。

 そんな事を考えつつ歩き始めると、「インターアーバン・ワールド」という展示が目に入った。

 アメリカの都市間電気鉄道である。

ペンシルバニア鉄道O-1

 ペンシルバニア鉄道O-1は軽量電気機関車で、2-B-2という軸配置だった。この大きさだと日本では1B+B1あたりになりそうたが。


ノーザンエレクトリック1010

 え? これは電気機関車なのか? どこかの鉄道の工場内で使われていたようなおもむきである。

GE44ton

 日本でも8500やDD12は有名である。GE(機械部品はアルコ)の電気式ディーゼル機関車である。
 このトロリーポールは信号システムの関係で必要だったんであって、架線からの電気とディーゼル発電機の2電源という訳ではなかったそうだ。

ED14?

 日本でもED11やED14としてよく知られているのがGE(機械部品はアルコ)の電気機関車である。
 なのでED14から逆に化かす事ができる。

サウスショア凸電

 ウェスチングハウスとボールドウィンが組んだ凸形電気機関車というと、日本では秩父鉄道等で活躍した。まだ弘南には現役がいる。

カワイのサウスショア

 でまあ、模型で有名なのは「カワイモデルのサウスショア」てあるが、これって85tあるそうだ。あと、実はアルコとGEが作ったらしい。

エレクトロライナー

 シカゴ中心部の高架鉄道「L」に乗り入れ、郊外に路線を伸ばしていたノースショア線の有名な電車エレクトロライナー。
 路面区間も走ったりしていた。今も動態保存車輛がある。

展望車

 電車に開放式展望車。ループ線を使って向きを変えるから問題ないようだ。

密閉式展望車

 元は社長専用車、こんな車輛も存在した。

パンタ、ポール、第三軌条対応

 走行区間により3電源対応。第三軌条まで乗り入れるのは日本にはなかったような。

荷物室付き

 荷物室を備えた車輛もいた。

これは説明なし

 日本の車輛と似ているようで似ていない。

中間電動車

 短めの車輛が中間に入るのは、日本にもあったような。


 ここでは他にも後で撮ろうとしたけれど、撮っていなかったようだ。ラインカー等あったんだが。


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ものぐさ太郎α
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