コミックマーケット94 三日目
昼過ぎに行けば楽に入れるのがいつものコミケだが、今回は違った。12時過ぎても入場制限解除にならず。コミケだけは「○○離れ」とは無縁である事を再確認した。
また今回は残念ながら購入予定に完売本が続出。ここで買わなくても販売ルートがあるエロはどうにでもなるが、特に釧路コールマインの資料本と国鉄初期貨車移動機資料本が売り切れだったのは痛かった。
◆12日東S42b 豊洲機関区
「イラストで巡る鉄道博‘62」
毎回丁寧なイラストで展開される、ちょっと昔の世界。
今回は鉄道90周年に晴海で行われた鉄道博覧会。まだ「新幹線」が夢だった頃、20系寝台客車(趣味雑誌では「ブルートレイン」と呼ばれ始めていた)が「デラックス特急」だった頃、SLブームの始まる前、貴重で判りやすい資料。
◆12日東V37a リタイ屋
「海上自衛隊S-51物語」
ある老朽ヘリコプタの隊員と地元の子供達との交流。「飛べ ダコタ」をちょっと思わせるような話。
◆12日東ネ40a ドリヤス工場
「プラモ青春時代」
いつもの水木しげる絵柄で、今回のテーマはプラモを動かして戦う少年少女。「ガンダムベース」のデザインが最高。
同時収録は「私家版新幹線変形ロボ」。親子仲のいいエヴァンゲリオンみたいな感じ。200系。
あと6期鬼太郎の感想っぽいカットも。
◆12日東ピ07b 怪作戦
「怪作戦クロニクル」
なんだか最近この界隈でクロニクル流行りだが、妖怪同人誌周辺の人達がどう出会って行ったのかが垣間見える一冊。
◆12日東ピ08b 鳴釜堂
「空亡 第二号」
妖怪好きの面々の集まった同人誌の第二弾。ゴリラ女房考察の続編や特撮に登場した妖怪、河童懲罰えもんなど。
◆12日西も05b 灰とヒッコリー
「少年未来」
ノーチェックでたまたま通りかかったのだが、これが当たり。
巻頭特集風レトロフューチャーという事だが、石原豪人が描いていたセルフパロディーを思わせる。
この世界のエアカーは重力制御なのだ。バビロンプロジェクトみたいな未来都市もあるぞ。
◆12日西ゆ21a もののけ学会
「最新妖怪研究レポート15」
15禁、どういう事かと思ったら、今回は遊郭に関係ある妖怪特集。
あの泥田坊やぬらりひょんも遊郭関連妖怪か。
◆12日西り17b あわたけ
「むぬもさんの工作」
いつものシリーズ。今回は「なぜ女子中学生が異星人に注目されるのか」の謎が明かされる。のかなこれは。未確認生物番組も出てくる。