鳥人間から考える
久しぶりにテレビで鳥人間コンテストを見た。私はこういうメカは結構好きで、速度記録用の自転車等と同様、「燃える」対象である。参加してる人は体育会系な感じなのにね。
私はこのイベントを(どこかにケンカを売っているのは承知の上で)「日本で唯一許された自由な飛行機のお祭り」だと思うのだ。
アメリカなんて、自作した動力付き飛行機のお祭りがあって、日本からもメーヴェを作った人が出場したりするのである。
しかし、鳥人間コンテストも、しばらく見ていない間に機体は変わったなと思う。
昔は機体の最前部に操縦席を置き、後部のプロペラを回す機体がかなりあった。後部に操縦席を置いて駆動系の長さを短くし、尻が水に付きそうに飛ぶ機体もあった。
翼が、縦横比で横が長い方が揚力を稼げるのだが(受け売り)、理想主義に徹してボキッと折れたりした。理想主義と言えば、胴体をできるだけ少なくして、翼だけは横に拡げた無尾翼機もあった。これも強度不足で折れたりした。
現在は機体の前方下部にゴンドラを下げ、チェーンで前方(後方もある)のプロペラを回す機体が有利なようだ。
滑空機部門で、おそらくデッドウエイトになりそうな車輪を付けた機体が好記録を出したりしていた。
この「鳥人間の機体の変化」をテレビの本放送でもやって欲しいと思う。
テレビ局としては人間の行動による感動とタレントの顔を売りにしたいのだろうとは、重々承知しているのだが。
そして本当はコミックエントリーも(なかやまきんに君もまたぜひ)見てみたいと思っている。
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