アズキアライ女体化
『ぐるぐるメダマン』という特撮コメディ作品がある。『がんばれ!!ロボコン』と同じ頃で、その手のファンにはそこそこ有名である。
『がんばれ!!ロボコン』と同じように、この作品では「オバケ」が居候する。主役のメダマンは水木しげるの妖怪図鑑に度々登場する、「百目」がモチーフらしい。
え? 「百目」? まあこの辺が「悪魔くん」の東映らしいんだけど、他にレギュラーで登場するのがミイラ男、アマノジャク、海坊主、オリジナルのマッサラという皿の妖怪という、東西、創作の混成チーム。
そして最も注目すべきが、妖怪側ヒロイン(特にメダマンが惚れてる描写はなかった気がするが)のアズキアライである。
アズキアライがヒロインに! 『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘は化け猫モチーフで、昔の怪奇時代劇には猫が取り憑いたような女性キャラが出ていたりするからまあメジャーだ。『ドロロンえん魔くん』の雪子姫は雪女モチーフで、雪女も知名度は高い。
しかし、アズキアライって。あまり女の子のアズキアライって(いてもいいけど)いない感じがする。造形には困ったのか河童モチーフであり、アズキアライの象徴たるザルを持っている。ほうきを使って掃除する(あずきを洗う音に似ている)というのはうまく考えたもんだと思う。
しかし、女の子と小豆の関係って(まあ、後に『あずきちゃん』っていたが)と色々考えたが、妖怪には昔の日本の風習とかの影響がよく出てくる事から、「そうか、お赤飯か!」と思ったものだった。
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