回春! ひとりキャンプのすすめ

 もはやひとりでもキャンプでもないと言われて久しいヒロシの熊本の番組であるが、ぼっちキャンプやヒロシちゃんねるに続き海外ロケを行っていた。ヒロシはじめとする「焚火会」メンバー(一部)による特番である。これは出演者のみならずスタッフに対しての慰労の意味もあるのだろう。

 そして航空会社とタイアップもしているようだ。

 しかし、観た所、撮影された素材が長い事が感じられるし、キャンプサイト選手権をメインに持ってくる事が(おそらく)確定していたように見えるので、編集は難しかったんじゃないかと思う。

 本編ではまず食材を買うため迪化街でロケを行うが、なぜかBGMは「はいからさんが通る」で始まる。
 こういう撮影に慣れていない(?)カメラマンに、ヒロシは街の風景も撮るように指示するが、カメラマンの反応は「戸越銀座みたい」との事。
 この辺でおかしかったのは、漢方薬の店で商品の説明をスマホ翻訳するのだが、じゅんいちダビッドソンが「うーん、これは」とか言う、画面には「鹿的生殖器」と出ている。字を見れば分かるというオチであった。

 その後新北市のキャンプ場に移動するが雨。そこで「俺のキャンプサイト選手権」を屋根の下で行うが、普段使っているテントそのままとはいかず、自立式テント勢以外は苦戦。
 感想を言い合うが、さすが芸人の集まりという事で、「キングオブテント」や「フリップ芸」といった言葉が即興で飛び出す。

 じゅんいちダビッドソンはタープを片方固定できず、絶妙なタイミングで鳥の「ピヨ」という声が入る。
 スパローズ大和もまたタープを立てられず、「天丼は不利になるなあ」と言われていた。BGMはダメおやじエンディング。このアニメ、親戚の家で観たことあるが(うちの方に系列局無かった)、タープ張って暮らしてる犬のキャラがいたと思う。

 ベアーズ島田キャンプは設営の見せ方がうまく、特に最後の追い込みが良かった。
 ヒロシは「鳥にあいさつ」とか「テントに電飾」とか、普段やらない事をやり顰蹙買った上に、ぼっちキャンプのテーマを流していた。「持ち芸」があるのは有利だな。
 以前は勝手に旗を付けただけで怒っていたとツッコまれる。
 バイきんぐ西村は通販番組風に紹介するが、時間切れ。

 偶然ラルクのHydeに会ったり、他にエビ釣りしたり、十分にも行ったらしい。

 使用されなかった部分で1本番組をやったが、突如始まるキツいロケ自慢がおかしかった。
「駅前から歩いてまずいもの食うロケ」(知ってる)
「マイナス30度」
「ネパールの知らない虫の出る土の家で1ヶ月」
「革靴で40キロ」
「白いスーツでシイラ釣り」
「スーツで富士山」
「段ボールで船作ってジブラルタル海峡渡る」
 などなど。

 士林夜市ではベアーズ島田キャンプが「大餅包み小餅」の看板に反応。この場合の「餅」はケーキやクッキーだろう。ヒロシは「カエル食えや」と、そこには「青蛙」の文字。アオガエル、確かに自分も最初に台湾に行った時には驚いたな。タピオカがカエル卵みたいだからという事で、カエルの店ではない。
 じゅんいちダビッドソンが店で「缶のほうが冷えてる」と言ったのを、スタッフから「神取忍」と言われたり。字幕読めないがモノマネやったとかそういう事だろう

 俺のキャンプサイト選手権の裏話では、設営でスパローズ大和が突如「段ボールの巨匠」になったとか、バイきんぐ西村がバランスよくタイトル文字を書くのだが、「新春ですよね」と言いながら「回春」と書いたとか。
 その西村の「商品説明」でクイズを出したのだが、予想よりしょぼい「虫刺されケース」だったのがおかしかった。「著名人が使った伝説の火吹き棒」もあったな。

 ベアーズ島田キャンプの料理に「パンの中にパン」というのが出てきて、「大餅包み小餅」はここに繋げたかったのかと思う。

 丁度誕生日だったヒロシのマネージャーにプレゼントするものの、「ビニール袋にいらないもの入れて渡されたのか」とか「茶色が多いな」と言われていたのもおかしかった。

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ものぐさ太郎α
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