夢の共演?
テレビから何か出てくるというモチーフは、「ドラえもん」の中ですぐ思いつく所だと、「テレビとりもち」があるが、それだけではない。
今回紹介したいのは、1970年の幼年向け作品、「テレビからお客さま」という作品である。「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん18」に掲載されている。
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このテレビ!
1970年頃にあったテレビは、こういう脚の付いたテレビだった。
子供が脚にヒモを引っ掛けて引きずろうとしているのを、母親がやめなさいと言ったら、子供は「ヒッパレ〜、ヒッパレ〜って言ってるよ」と答えたという伝説が残っている。
そしてテレビの上には花瓶や民芸品が載っているのが定番だった。
うちなんか救急箱が載っていた。
放送されている番組は、藤子・F・不二雄先生とはトキワ荘で、そしてこの頃は十二社の市川ビルでご一緒だった赤塚不二夫先生の代表作の1つである。
俺も友達になりたい。スキ、スキ、スキスキ〜♪
ドラえもんの目がイイよね。
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謎のドア(名称無し)を取り付けると、テレビから女の子が!
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テレビから出てきた女の子は育ちが良いらしい。
確かアニメ1作目の設定はそうだったかな。
この頃のドラえもんは、ごちそうを出す道具を持っていなかったようだ。
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不二家ならぬ不三家のケーキ!
そういえば「オバケのQ太郎」、「パーマン」、「怪物くん」(以上全て1作目)、「ウメ星デンカ」のアニメは不二家の提供でしたな。
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ちょっとデザインは違うが、「ぎゃおお」と鳴く映画怪獣も登場。悪役らしいな。
しかし、自由な時代だったなあ。
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