実は両立出来る反対の概念を、混ぜて考えるのは危険と言う話

資本主義と社会主義に始まり……

世の中、実は両立出来る、いや、バランスを調整した両立こそ目指した方が得が多い概念を「あっちは間違いだ!」と片方を否定してしまう事が良くある。

資本主義と社会主義は、長年、国と言うコミュニティの在り方として対立構造を見せているが、あらゆる国が資本主義と社会主義をバランス良く持っていて、それぞれの主義に合わせた配分や使い方でそれらを使っているに過ぎない。

日本は資本主義が強い状態を目指しているが、実態としては社会主義が強く、それを資本主義に変えようと必死だが上手く行っていない部分が多々あったりする。

一方で中国は社会主義が強い状態を目指している物の、実態としては資本主義が強く、それを社会主義的に手綱を引いていると言える。

これらは両立出来る概念だが、これらを混ぜて片方を否定すると、まるで片方しか存在出来ないとか、片方が間違っている様な印象を与えてしまう。

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