【創作論】「見る人の期待」に応えない展開による炎上現象への考察
見る人の欲しいにどこまで応えるか問題
SNSの登場から、よほどの事が無い限り発信する側にまわらなかった人々に、手軽な発信装置が与えられる事となった。
それによって発生する様になったのが、SNS上にて見逃すにはあまりにも賑やかな炎上騒動の類。
発信は、能動的にわざわざ特定の発信パッケージまで整える必要があり、本来は面倒臭い。
喋るだけでも喋る言葉を考えなければならず、書籍としてまとめるでも、サイトやブログにまとめるでも、怠い人には怠い。
抗議のドキュメンタリーを撮影したり、裁判の訴えを起こすとか、会見を開くなんて大変な事だ。
それがSNSの登場によって、状況は大きく変わった。
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