VEJIMO:作り手の想いの原点にあるもの
私は、ずっと厨房にいることが多い人生だ。
そしてそれが
時にお母さんの台所に変わっても
私の食への想いが廃れることもないし
時として、以前より深まる部分も多くある事を
私は身を持って知っている。
子どもが生まれる以前から
シェフとして食材に触れていて
シンプルに美味しい・力強い・美しい・価値の高いもの
こんな風に無農薬のお野菜を感じていた。
そう、
とても魅力的な食材の一つとして
受け取っていた。
そんな食のプロの現場というべき場所から
子を育てていくという立場に変わった時
この考えは全く違ってくる。
ちょっとここで私の話になるけれど
母として子を育てていくということは
一方方向からみたら
”子育て”という単語で終わること。
でも、母になればなるほどわかる
とんでもなくその内情は
複雑にして大変なものなのだ
何もしなくても子は育つと言いながら
少しでもいい環境においてあげたいと願う気持ちや
自由で大丈夫、それが子どもだと
しながら隣の子どもや世界の良しは
なんなのかとか、やってることが
気になってしょうがなかったり
親からの目線は100%正解なものではないし
時にまったくもって今の正解ではないと
思えることを自分自身も
経験しているくせに親になると気が付かない。
どれも正解であり
どれかが不正解かもしれない
でも、親として今目の前で
起きているそのものごとを時に、
こんな私がジャッチしていかなくていけないのだ。
ちょっと脱線してしまったけれど。
こんな私が今まさに手に取る
”無農薬の野菜”という単語
にどれだけの事を人は想像するだろう。
上記の子育て話になぞらえれば
人格あるなしはおいておいて
なにせ”育てる”ということは
何かを選択していく工程を積み重ねていく以外ない。
そのものの力を信じていくからこそ成り立つ世界
今の私にとって”無農薬”には
こんな重みを感じずにはいられない。
時に、
作り手の姿は作り上げたものに表現される。
オーガニックと名乗るものも
無農薬のお野菜も数え切れないほどある今、
このVEJIMOのお野菜、じつは
私にとっては繋がり深いもの。
その話は置いといて
この作り手さんの想い・・・・
生命の食事、命の農業、医療連携。
自分自身が自然な食習慣の生活になって、有機野菜はもちろん、お肉やお魚、調味料に至るまで、世の中の食べ物がいかに不自然かに気づきました。食だけではなく、洗剤や化粧品、衣類まで、様々な生活品が、体も心もそして地球環境も壊してしまうものにあふれています。たとえば畑に化学的なものを散布すると、その畑はもちろん、土を通って流れ出た化学物質が川や海へ流れ、川や海の生物バランスを崩してしまいます。体内に蓄積された物質は子や孫に受け継がれ、アトピーやアレルギーなどの物理的な症状として現れます。有機農業や安心安全な食が医療に与える影響は大きい。ベジモでは共感する医療機関とも連携し、美味しくて続けやすい、生命の食事、命の農業を探求していきます。
https://www.vegimo.info/storyより
私達の毎日がどれだけ楽に
なっていったとしても
子どもがいることでわかることがある。
この先を生きていくのはこの子達であり
この子達が私の今みたいに
親になった時どんな選択肢を
残して行けるかは私達の今の行動にかかっている。
私達が手軽に選んでいるものの一つが
どこまで無意識に自分や家族に刷り込まれていくのか
今こそもっと深く考えるべきときなのだ。
これはどこかの誰かがやってる
自分とは無縁のことと思うこと自体が
この先のより連鎖の芽を摘み取っていく。
この一歩を私が変えていくと
思うことの強さ
それは、こんなところにも現れている
”あたりまえに”なるという
世の中を目指すということ。
こんな言葉が刻まれた箱で
送られてくる野菜。
壮大ととらえるのか
その一端を私達が担っていると捉えるのか。
毎度問いかける、当たり前のこの言葉。
こうして本気で熱意を持ってる作り手に
ふれるだけで自分たちに
当たり前のように選択肢が増えていく。
こんな作り手さんとの出会いに感謝。
ベジモ野菜:https://www.vegimo.info/
ナツメでもどんどんこの食材を取り入れていきますよ
今日も、ナツメでお待ちしております。
サポートのページを開いてくれてとても嬉しいです。ありがとうございます♡ みなさまからいただいたサポートは、サポートの温かい気持ちとともに、”ナツメ”に並べる一品の食材購入に使わせていただきたいなと思います♡ ありがとうございます!!