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テーマづくり:声

もしも親友が亡くなったあとに、その親友の魂が自分の身近なものに宿ったとしたら。
誰もそれを信じない。
だけど主人公だけはそれを信じた。

親友が亡くなった事故の裏に隠された秘密。
その秘密によって引き起こされる主人公の危機。

主人公の周りは誰も主人公の言う事を信じてくれない。
だけど主人公はそれでも「親友の声」を信じた。

その先に起こる奇跡。

ネタとしてはそれなりに面白いが、ただ何かオリジナリティが欲しい。

例えば、その「声」は主人公の精神疾患が作り出した幻想だったとしたら。

主人公は親友の死に関わっていた。
そのことから現実逃避をするために主人公は「声」を聞く必要があった。
それによって親友からの許しを得る必要があった。

主人公の家族は、主人公を精神病院の閉鎖病棟に入院させる。
薬物治療の中で、その「声」は聞こえなくなった。

だけど、最後に「その声は本当に親友のものだったのかもしれない」とほのめかす出来事が起きる。
「声」によって、主人公の命は救われる。

それ以来、その「声」は聞こえなくなった。

「声」について二度の転換を設定する。
まずは「親友の声→精神疾患」という転換。
最後に「精神疾患→親友の声」という転換。

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