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物語づくり
物語づくりにおける私の強みと弱み。
強みを徹底的に磨き上げ武器とし、弱みは鍛錬によって最低限の能力を獲得して補完する。
それが物語作家を目指すうえでの私の基本戦略。
では私の強みとは何か。そして弱みとはなにか。
私が考える私の強みは「知識→編集→アイデア」になる。
つまり大量の知識をインプットし、それを編集することによって新しいアイデアを作り出す。その「編集」に私の強みがあるのではないかと考えていた。
それをどのように磨けばいいのか。
やはり大量に実践していき、その中でフィードバックループを回して試行錯誤をしていくしかない気がする。
そのためにも大量の物語を作っていくべきだし、物語を作る上ではその「編集」という私の強みを意識するべき。
例えば、「見知らぬ女」という小説を現在執筆している。
小説執筆する前に、徹底的に手書きで物語世界の視覚化を行い、それをベースにマインドマップ(Mindnode)で物語の構成を作り込んだ。そして作成した構成(マインドマップ)をベースにして、シーンを文章化していく。
ただ、物語を執筆しているとやはり設定の変更が入ったり、構成の修正が必要になる場合がある。
そのときは小説の執筆を止めても、一度「構成の修正」に時間を使うべきではないのか。構成が曖昧な状況で文章だけ書いていっても行き当たりばったりの構成が出来上がるだけ。それはそれでいいのかもしれなけど、「編集による構成作り込み」を私の強みとするのであれば、やはり「構成を作ること=物語世界を作ること」という意識で構成をしっかりと作り直すべき。
私が考える私の弱みは「文章力」。
物語作家として致命的かもしれないが、そこはライティング鍛錬によって最低限の能力を確保して補完していく。
物語作家でも得意不得意はある。変に弱みにとらわれるのではなく、強みをより磨いていくべき。最低限の文章力を獲得すれば、それこそ私の強み「構成を作ること=物語世界を作ること」に特化して、私のオリジナリティを作り出すことができるはず。