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次の短編作品の前にショートショートを作ろうと考えていたけど、やはり具体的な文学賞をターゲットにして短編小説を書くことにしよう。ショートショートは例えば「或る人のFIRE日記」の枠組みで書いていけばいい。
次のターゲットは「短編推理小説賞」。
分量は400字詰め80枚以内。
ブログ投稿に換算すると、20話くらいに収める必要がある。それほど複雑なプロットは作れない。
何か新しい設定を作って、その中で最後にどんでん返しを設ける。
そのくらいになりそう。
例えば次のようなプロットはどうだろうか。
主人公が殺人犯だとしたら。
しかし、途中である事実に気づく。
「本当の殺人犯は他にいる」
自分が手を下す前に、密かに被害者を殺害していた真犯人がいる。
主人公は、その閉ざされた空間の中で真犯人を探る。
ただし、自分自身が犯人であることを気づかれるわけにはいかなかった。
トリックをどうするか。
最後のどんでん返しをどうするか。
この二つについてアイデアが必要。
トリックはある程度時間をかけて考えるとして、最後のどんでん返しをどうするか。
被害自身が真犯人だった。
自殺し、しかしその犯人が主人公であるように装うことで、主人公を陥れようとしていた。
自分が犯人であることを巧妙に隠しながら、主人公は隠された謎を探っていく。