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がれえじのおと#5

今日はオンラインミーティングが2件。このあと、面談の約束がありガレージを離れます。
5月から6月にかけて、行政のプロポーザル提案書だったり、助成金の申請書だったりを合計4本書きました。ギリギリにならないと仕上げられないクセをなんとかしないとなあと思います。

最近は、いまさらながら「入門・起業の科学スタートアップサイエンス」と「起業の科学スタートアップサイエンス」を購入し、読み進めています。
 (下の図はウェブサイト「Startup Science 2020完全版」の抜粋です)
PMFの達成への道。なるほど。わかりやすいし面白いです。ただ頭で理解することと、実際にできるのとはまた違いますからね。でも読んで損はありません。というか、事業を自分で起こしたい方は読むべき本だと思います。

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読書といえば、これまた、いまさらながら真山仁の「ハゲタカ」シリーズを読んでいます。私が敬愛して止まない、あるお二方が、口をそろえてめちゃくちゃ大好き!とおっしゃるので、それならばと手に取りました。「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ(旧題:バイアウト)」を読み終えて、昨日から「レッドゾーン」を読み始めたところです。食わず嫌いでした。めちゃくちゃ面白い。正直、助成金の申請書の仕上げがなかなか進まなかったのは「ハゲタカ」のせいです(笑)。申請書が煮詰まると、ついつい現実逃避で、鷲津(登場人物です)が恋しくなっていました。個人的には「ハゲタカⅡ」のほうが、人間臭く劇場型な感じで好きですね(歳のせいかな…)。

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経済小説でいえば、池井戸潤も結構読みました。言わずと知れた「半沢直樹」ですけど、なんだかもう、テレビドラマのほうが好きになっている自分がいます。特に第2シリーズのほうがいいです(これも歳のせいだなw)。あの演出には、やりすぎ!はまらない!という方もいらっしゃると思いますが、まあドハマりですね(笑)。もともと時代劇とか大好きですから。池井戸潤、全部は読んでませんが、読後感が一番しっくりきたのは、個人的には「空飛ぶタイヤ」だったかなと思います。

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そして、経済小説作家(そういうカテゴリーでくくっていいのか不安ですが)で私が一番好きな作家は、城山三郎先生です。名古屋出身ですし、残念ながらもうお亡くなりになられているということで、先生です。
いま大河ドラマで、渋沢栄一を題材にした「青天を衝け」が放映されていますが、私の中で渋沢栄一といえば「雄気堂々」ですね。幕末から近代にかけて、まさに日本の産業の生みの親という活躍をした渋沢栄一翁を、城山先生が力強く描写されているのが印象に残っています。

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城山先生といえば、名古屋の産業振興に携わるなら必読の書があるのをご存じですか?「中京財界史 創意に生きる」です。幕末から昭和にかけて中京地区の経済・産業の歴史が、この地域の財界人の活躍を通して描かれています。もう新品は売ってないのかな…興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

それともう一つ、公務員の方に読むべき本としてぜひおすすめしたいのが、城山先生の「官僚たちの夏」。役人としての生き方、地方公務員ではありましたが、この本を通じて勉強させていただきました。
城山先生を教えてくださったのは、市役所時代にたくさんご指導いただきました、産業振興の大先輩、冨永さんという方でした。ご指導いただいたことこの場をお借りして感謝申し上げます。

ということで・・・
皆さんのおすすめの本、ぜひ教えてください。
いろいろお話ししてみませんか?お気軽にお声掛けくださいね。
話すことで見えてくるもの、聞こえてくる音があるかもしれません。
ガレージでお待ちしています。

原則火曜日にイノベーターズガレージにいます。
小野地とお話ししたい方、相談したい方は ・・・ こちらから 
(当面の予定もここをご覧ください)

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