見出し画像

【動画|抜取|考察】バックエンドとフロントエンドの間にいた人がコロナで不要になっている|NewsPicks|【落合陽一】日本企業を”大改革”せよ

どうも三代目です。

今回は私の大好きなNEWSPICKSの動画の中から、安宅和人さんのこの発言についての考察をしていきたいと思います。

画像1

バックエンドとフロントエンドの間にいた人がコロナで不要になっている

この発言から製造業に適応すると、どういった考察を得られるのかを考えていきたい。

まずは、このバックエンドとフロントエンドという言葉の定義から考えていきたい。

私の会社は部品加工をしているメーカーである。

バリューチェーンで考えると下記になると考えている

~バックエンド業務~ 
今回の動画での理解は私は、バックエンド業務とは裏方で実際にものをつくる業務と考えた。下記は当社の事例だ。
・機械を稼動するエンジニア
・検査をしている人たち

となりそうだ。
一方で、フロントエンドは

~フロントエンド業務~
お客様の対応を行っている人や、ニーズを捉える業務と考えた。
・マーケティングの担当者
・営業人員
・クレーム等に対応している品質管理担当者

そして、この間に存在するのが

支援業務といういわれる業務である。

これはバリューチェーンの考え方にもある。

画像2

そして今回の動画で必要性が低くなっていると言われているのが、主業務(下の縦書きの部分)ではない、支援業務と言われている部分だ。

そして、特に 組織の調整のみをする中間管理職 の必要性が低くなっていると言われている。

いままでリモートワークがなかったときには、組織を調整役という名のもとに、監視監督者を必要としていた。

しかし、リモートワークとなったことで調整役の必要がなくなってしまった。

しかも、この調整役の人たちがプレーヤーに即座の変身できればいいが、やらなくてもいい調整という仕事を長年やってきた人はなかなこの変身を即座に行うことは難しい。

一方で当社のような、機械をベースとして商売が成り立っている事業においてはリモートが非常に難しい。

パソコンのように持ち運べるものでないため、どうしても同じ場所に集めなければならない。

そうなると、ここで言われている調整役が、そのまま役目を果たすことになってしまう。

前の記事でも書いたが、私は組織が自己学習を行い 判断できる組織であれば管理者はいらいないと思っている。

なので、われわれのような機械がベースにあり、人が機械に集まらざるを得ない業態こそ。

この仕事は本当に必要なのか? という問いが重要である。

一度業務認定されてしまうと、どうしても そもそも論 を議論しにくくなってしまう。(※そもそも論:そもそもこれは必要なのか?という論点)

ここで言われていることは、リモートワークという仕事のやり方の根本が覆ったときに、必要のない仕事があぶりだされてしまたということなのだろう。

つまり、中間に存在する業務の意味を問い続け、必要のないものをなくしていくことが重要である。

そして、なくした業務についている人を フロントエンド業務 や バックエンド業務 に振り分けていかなければならない。

当社も業務をみると、業務は存在するが目的が存在しない業務 が多くある。

この部分にとにかくメスを入れ続けて、各人の 本当の意味での生産性 を上げていくことが大切である。


【参考資料】

value chain analysis

いいなと思ったら応援しよう!