#013. 生命のデザインと、TimeToLive.
(1) ニューラルネットワークと電気信号.
ニューラルネットワークは、
生物の神経細胞をモデル化したものです。
ネットワーク理論で云いますと
ノードと リンクによって表現されます。
ニューロンが沢山繋がって
ニューラルネットワークが形成されています。
ニューロンとニューロンは、電気信号で通信します。
通信ですので 送信と受信があります。もしかすると、
送信だけのニューロンもあれば
受信だけのニューロンもあれば
両方できるニューロンも在るかもしれません。
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(2) TTL ( Time To Live ).
Time To Liveは、インターネットする時に
データを載せて飛び交うパケットの寿命です。
データが酸素で、パケットが赤血球です。
細胞分裂の回数は、テロメアによって測れます。
(クローン羊のドリーは、生まれながらにして
6歳のテロメアだったと 考えられています。)
テロメアと同じように
パケットの寿命は、有限に設定されています。
それが TTL、Time To Live です。
パケットがルータを超える毎に TTLが減ります。
PC環境にも依存するのですけれども
もしWindows 10などをご使用でしたら
Dos窓からping を打つとTTLを可視化することが出来ます。
たとえば、下記手順です。
(Step 1.)
Windowsボタンを押下しながら「R」ボタンを押下。
(Step 2.)
「ファイル名を指定して実行」が登場する。
(Step 3.)
名前のところに
cmd
を入力してOKボタン押下。
(Step 4.)
コマンドプロンプトが立ち上がる。
(Step 5.)
ping note.com
を入力してEnterキー押下。
(Step 5.)
〇〇からの応答:バイト数 =〇〇 時間=〇〇ms TTL =XXX
マシンや通信環境によっては、出てこないこともありますけれども
TTL = XXX
の部分が Time To Live、つまりパケットの残寿命です。
Top絵の例ですと、240です。
ちなみに どうやらnoteのサーバは、UNIX系の可能性が高く
この実験をしたマシンから note.comまでの距離は、
255 - 240 = 15 、
15台のルータの旅を経てnote.comにパケットが
到達した可能性が高いのかな、と想像します。
TTLとして、パケットに寿命が設けられている理由は、
ネットワーク中を、パケットが
永遠に さまよい続けることを防止するためです。
戦士の魂よ、宇宙に飛んで 永遠に よろこびの中に 漂いたまえ
from 「ガンダム」
なんてことは、許してもらえないのです。
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(3) 就寝とブルーライト.
スマフォや PCの画面からは、ブルーライトが照射されています。
ブルーライトと睡眠との関係は、Googleにて
ブルーライト 寝る前、など検索頂けると幸いです。
「お疲れの あなた。 就寝の1時間前ですとか、
2時間前ですとか、もう画面を見るのを おやめなさい」
と、メラトニンのメカニズムと共に紹介されることが多いです。
メラトニンも関係しているかも、にございますけれども、私は、
ブルーライトが網膜に照射され
電気信号に変換され、
電気信号が 神経細胞系から消失するまで、つまり、
電気信号がニューロンとニューロンとの間を移動しまくって
消失するまでに要する時間が、一般的に
2時間くらいかかるため。
の仮説を抱いております。
・エンジニアが構築したデザイン.
・生き残っている生命のデザイン.
両者は、合致するデザイン(設計)に
辿り着いたのだと 考えております。
種の内部の多様性(ダイバーシティ)のデザインを
企業や会社内部の多様性へ、流用可能なように
あまたの「地球イベント」を乗り越えてきた生命が持つ
「生き残った結果のデザイン」を
個体も、企業も、もっと参考にしていいのかな、と思います。
あなたのTTL、いくつでしょう?
あなたの大切な人のTTL、いくつでしょう?
永遠ではない生命を、 いつくしんで くださいますよう。
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有限の人生のお時間をいただき, ありがとうございます. サポート頂けると 望外の僥倖にございます. いつの日も ご自愛くださいますよう.