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会津大学 研究室に早めに入った件

はじめに

「会津大学 ブログ」で検索結果に出たい作戦第2弾。

私は色々あって、なぜか1年の夏に研究室に入った。早すぎる気もするが、たくさんメリットもあったので、それについて話す記事。

流れ

3,4年の会津大生は研究室に所属することになる。教員は基本的には4名までしか学生を採れないので、生徒を選考しなければいけない。この選考が行われるのは2年の後半だ。

事前にオープンラボや、研究室公開などもあるが、詳しい選考日程などを聞かされるのは学生ガイダンスからなので、そこからの流れを大体で書いていく。もちろん今年も同じ日程という保証はない。

  1. 学生課による対象学生へのガイダンス:2年10月

  2. 教員による卒論テーマ説明会(予定):10、11月 

  3. 教員による面接・選考期間

    1. 1次:11月前半

    2. 2次:1次の一週間後

    3. 3次:2次の一週間後

  4. 希望フィールド提出 12月 

  5. 所属フィールドの決定: 3年1月

  6. 卒業論文指導教員への配属: 4月

ガイダンスから1次選考まで半月ちょっとしか無いので、何も考えていない人には正直時間が無い。研究室を決め、説明会に参加し、教授にメールを出し、面談などを行わないと行けない。研究室決めは少なからず将来も考慮をしないといけないので、だんだん精神がおかしくなってくる。叫ばなくていいように、大体目星は事前に付けておくことをオススメする。

また、最終的には教授が4人を選ぶわけだが、選考の基準は一定ではない。コミュニケーション力(面談)、技術力、学内活動、GPAなど、どれがアピールポイントになるのか教授による。

早めに決まるところもある

とは言っても、人脈ゲーなのが大学。2年の後半になると、教授が自分の担当のサークルや課プロの生徒に自分の研究室の案内をするところもあるし、サークルの先輩が研究室の情報を話してくれるかもしれない。全く関わりのない外部の人は、情報戦に不利になってしまう。なので、興味のある分野があるのなら、内情を知っている先輩や友人を捕まえておくと安心だ。

また、特に案内が無くても、早い時期に自分から研究室を尋ねるヤバいやつらもいる。私が早めに研究室に入ったこともこれが原因。1年の夏前に行きたかった研究室に、既に新入生が3名入ったという話を知り合いから聞いた。急いで夏休みにメールを出し、軽く面談をして4名の枠に滑り込むことができた。正式に決まるのは2年の後半だが、私の研究室は選考時に誰も募集をしなかったため、私はそのまま研究室に配属されることができた。

つまり、知り合いからの情報がなければ、何も行動せず10月のガイダンスで「私のところ、もう人いるんで入れませーん」と教授に言われて、戦う機会すら与えられなかったかもしれない。私の夏前に3/4人は流石に頭おかしいが、2年の始め、夏頃には確認をしておいたほうがいいかもしれない。

早く研究室に入ることのメリット

勢いで早めに入った研究室だが、2年の研究室決め期間に精神的に楽という事以外にも、色々メリットが有ることに気づいたので紹介する。

途中でやめられる

最終的な決定は2年後半なので、途中で別の研究分野がやりたくなったら、研究室を変えられる。

実際、私の友人に途中で別の研究分野がやりたくなった人がいた。2年の前半に早めに研究室を変えて別の研究室に入り直し、現在は望んだ研究室に配属されている。

活動に参加できる

私の研究室の場合は、1年からミーティングに参加させてもらえ、先輩方の発表や大学で行われる学会などの案内を聞くことができた。教授が行く学会に付いて行ったりもできる。実際1年のときに学会見学で東京まで行った。学会自体は意味不明だったが、博物館などに連れて行ってもらえ、すごく楽しかった。

もちろん、いきなり「研究しろ」とは言われないが、「こんなことやってみない?」的なことはよく言われる。忙しかったら、拒否してもいいし、やる気があったら手伝ってもいい。私の場合はサークルでunityを触っていたり、別アルバイトで3Dプリンターを使っていたので、それ関係の仕事を手伝ったり、資料を作ったりした。

自分の物置を大学に作れる

私の研究室は仮でも入ると、席がもらえた。具体的にはロッカー付き机、椅子、ライト一式がもらえる。人によっては、教科書を全部置いている人もいるので、物置が欲しい人にはいいかもしれない。

(この前、数ヶ月ぶりに研究室に行ったら、私の机の上に知らないPCと、知らないテニスラケットと、知らないマグカップが有りました。本棚には知らないパンダのぬいぐるみが埋め込まれていました。可愛かったです。)

知り合いが早いうちに増える

同期や先輩の知り合いが増えやすい。似た分野専門の知り合いを作れると、何を学ぶといいのか、就職どうしようか、などのことを早いうちから相談できる。これはその後の大学生活や就活において、結構有利に働く。

研究室に早めに入る方法

まずは研究内容を大体決める。大学のサイトで

大学案内 > 教員紹介 > 〇〇部門 > 〇〇講座 と進む。

大体同じ分野の教授が集まっているので、まずはこの講座を絞るところから始める。

その後1人の教授を選ぶわけだが、教員ページに書いてある情報はアバウトすぎる。著書は意味不明だし、格言で決めるわけにも行かないし、写真の印象で決めるわけにもいかない。ちなみに写真は数年変わっていない。

なので、大体いいと思った教授がいたら、話を聞くのが一番だと思う。いきなり教授が怖かったら、先輩に「研究室見学したいです」と言えば多分見せてくれる。教授の方も、毎年早めに訪ねてくる生徒の対応をしているだろうから、生徒からメールが来ても優しく対応してくれると思う。悩んでいるのなら、とりあえずノリと勢いでメールを出していいと思う。

話を聞いて自分が納得したら、入りたいという意思を伝える。2年の後半以前で、人数に余裕があれば、特に選考などはなく簡単に入れると思う。雑談ネタとして自分が作ったプログラムやゲームなどがあれば、見せられるようにしておくといいかもしれない。

研究室を決める要素

最後に研究室を決めるときの要素をいくつか書いていく。人によって基準が違うので、気になったものだけ先輩などに聞けばいいと思う。

研究内容

先輩のプロジェクトを引き継ぐ系と、分野内であれば何でもOK系がある。私は音、画像、映像系なら何でもいい系だった。

教授は外国か日本か

外国人教員率で世界大学ランキングを戦っているだけあって、外国人の教授の研究室も多い。ただ、大体の教授は日本に住んでいるので、配慮して話してくれるし、先輩も日本の学生が多いわけだから、言語の壁はそこまで気にしなくてもいいと思う。

雰囲気

意外と重要。ただ、これらは実際に所属しないと分かりにくい部分ではあるので、実際に話しを聞いたりして、自分で判断するのがいいと思う。


何が言いたいかというと、パンダの持ち主の方は連絡ください。

以上です。

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