# 031 繊細さと鈍感さの間で。前職の先輩に久々にあって感じたこと
転職してかれこれ1ヶ月が経とうとしております。
周りの優しさもあって、ここまではなんとか日々日々前へ進めている感覚。
とは言え、一切の気を使うことなく、仕事をしたくなることもあったりし始める時期でもあって。
そんなわけで、前職の先輩に時間をとってもらって、お話をすることができました。そのとき感じた気づきをまとめます。
話し上手と、聞き上手
その先輩は、ママさん社員さんで、労務でも、組織開発でも、前職で仕事をご一緒した方なんですけど。なんなら、私が入社した直後からお世話になってるので、イケてないときから何から知ってるような人。
育児休暇を複数回とってるので、ベテランママさんだと思うのですが、仕事では私のオシメも変えて頂いてたような存在です。
何年も、頼りになるお姉さんとして頼り続けてきたので、会えばもう話を聴いてもらうみたいになるんですけど。
久々に会うし、こちらとらやや順調だったりするし、今までの恩返しとして愚痴でも聴いてあげようかと思って臨んだんですけど、何枚も上手ですねw
気がつけば、ずっと話を聴いてもらっていました。
流す力と、人への機微と
その先輩は、どんな仕事をする人かと言えば、
守備範囲が広かったり物量や責任が大きかったりする割に少人数で回さないといけない仕事だったり
ワンポイントリリーフではあるものの、カオスな状況のところに一人で飛び込まなきゃいけなかったり
そんな仕事をしていることが多い人でした。
そういう修羅場とか、タフな状況とかを何度も経験しているので、僕がなにか相談したり愚痴っていたりしても
「わかる〜、あるよねそういうこと!」とか
「あぁ、それ辛いやつだ、、、。大変だったね」とか
とにかく笑顔で優しく相槌をうってくれます。
逆に、先輩がそういうシチュエーションにあっても
「ちょっと聞いてよ!こんなことがあったんだけど。えっ!って思って。ビックリしちゃったww」
という風に、深刻さを帯びさせずに話してくれます。
普通の人(←あえてこういう言い方をします)が、辛さ・苦しさを覚えるようなことも、表情を変えずに乗り越えていくので、『鈍感なのかな?』って思わされそうになるけど、そうではないんですね。
心の論理と、感情表現
「そんなこと言われたら、その人はこう思うんじゃない?」とか、
「そういう風にされたら、やりがいなくなるよね」とか、そういう構造にすぐ気づくし、その点への思慮が深い方なんですね。
ストレスフルなことが身に起きても、それ自体は上手に流そうとするのだけれど、
「こんなことあってさぁ。流石に酷いなって思ったw」と、その理不尽さを過不足なく適切に言語化されていたりします。
自分であれ他人であれ、心に起きていることを、ありのまま受け止めて表現してくれる方なんですよね。
だから、話しているとそれだけで癒やされてしまうし、ついつい話してしまう。
昨日と、今日と
今までもだし、今回お会いしたときもだし、
こういう御礼をちゃんと伝えなきゃいけないのに、なかなかうまく言えないですね。
照れくさいから、っていうより、パッと思いつかないんだよな。
聴いてもらっているからこそ、自分のペースで話しているつもりが、いつの間にかそうではなくなっているんですね、もちろんいい意味で。
次こそは。
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