誰もが通る流行りもの?
現在もそういう傾向が残っているのは自覚してるけど、
幼い頃は今以上、流行していることに一切目を向けない子供でした。
(ちなみに1975年2月生まれ)
幾つか思い出したので挙げてみます。
少々恥ずかしい内容だけど、自らを振り返る意味でも。
①機動戦士ガンダム
ちょうど、低学年の頃に一大ブームが沸き起こりました。
しかし…一切ハマらなかった(ハマれなかった?)もののひとつ。
ストーリーや設定が非常に奥深い作品であるのは解るけど、当時は幼すぎてか、その辺り一切理解できなかったんだよな。
かといってガンダムやザクなどのメカを「かっこいい」って感情も湧いてこなかった(その辺りは後述します)
また「アムロ」が幼心にも、なんだか我が儘ばかりな
「いけ好かないイヤな奴」に見えてしまった…というのもあって。
今でもよく「アムロは中二病代表キャラ」的な扱われ方をしておりますが、なんとなくその辺りを幼いながらも本能的に嗅ぎ取ってたのかもしれない。
「ガンプラ」に関して言えば。
世間では「プラモデルといえば、ガンプラを指すが如く」って位だった。 今でもそんな部分は残っているのかな。
しかし、この流れにも一切はまらなかった。
当時そう考えてた理由は今では明確にわかってて 、つまりは「実物が存在しない」ことにリアリティを感じられなかったから。
周囲は「ザクだジムだ」盛り上がっていたところ、独りでスカイラインRSやセリカXX、ホンダシティなどなど、車プラモばっかり作ってました。
②少年ジャンプ
ちょうど小中学の時期は
「ジャンプ黄金期」と呼ばれた時代でしたが、これも殆ど通ってこなかった。
ドラゴンボールはピッコロ大魔王が出てきた辺りで挫折。
北斗の拳、聖闘士星矢は一切スルー。
ジョジョやスラムダンクあたりも未経験。
今では大好きな「ひばりくん」は、時期的にずれる作品だったし。
これもよく言われることだけど、 ジャンプの根底に流れるテーマでもあろう 「ポジティブ」さが苦手だったんだろうな。
また、なんとなくバトルものを避けていたところはある。うまく言えないんだけども、なんつうか…読んでいて全然面白さがわからないんだよな。
まあ、Dr.スランプやこち亀は好きだったので、おそらくは「作品による」のかもしれないけど。
ジャンプを読まないからといって「マガジン」や「サンデー」を積極的に読んでいた訳でもなくて。
当時は漫画作品全体的に興味を持ってなかったのかもしれない。
そんな中で読んでたのは
「ドラえもん」「パーマン」「ハットリくん」の藤子作品。
漫画というより「アニメ」で観てたんだろうなぁ。
少し成長してからは六田登の「F」や「TWIN」
「家裁の人」といった「ビックコミックスピリッツ」系。
手塚治虫作品は大人になってから知った。
藤子作品は別にしても、現実社会を描いた漫画作品の方が好みだったのはあるかも。
③ファミコンなどテレビゲーム
特に意識してた訳ではないのだけど、
これまでテレビゲームの類にも一切はまったことが無いんですね。
実は社会人になってから、
とある企画のプレゼントで「プレステ」が当たったことがあったのだけど、 当然ゲームソフトなんて持ってなかったので、手持ちのCD掛けてたことがあります。
(結局、そのプレステは売っ払った)
④ビックリマン
チョコを食べてシールを捨てるような子供でした。
⑤ミニ四駆
タミヤのプラモ好きな自分でも、これにはほとんど嵌らなかった。
レーサーミニ四駆は 初期の「ホットショットJr」「ホーネットJr」といった、タミヤ製品のラジコンをモデルにしたものは幾つか買ったけど、 段々とオリジナルデザインの商品になって、且つ「レース競技」の方向へ進んでしまった時点で離れてしまった。
どっちかというと、ミニ四駆でもオリジナルの実車を模型化した、ノロノロうごく最初のヤツの方が好きだったな。
「スズキジムニー」とか(笑)
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他にも数えたらいろいろあるのだけど。
なんというか…
「自身の興味のアンテナに引っかからないものはどんなに流行ってても完全スルー」なんだろうなぁ。
今でもこの傾向は強く出てるけど
しかし、なんとも我ながら
「ゴーイングマイウェイ」過ぎやしないかい?(^^)
初出 2016年03月20日 mixi日記