ホットコーヒーがアイスコーヒーに変われば、寒い季節はもうおしまい
これを書いている今、ご近所では藤の花がとても綺麗に咲いています。
わたしの住む町は、かなり古くから集落として確立しているらしく、古き良き日本家屋に、立派なお庭をお持ちのお宅が多いです。
高級住宅街でもなんでもないのですけどね。
そのため、お散歩コースでは様々なお花を、季節ごとに楽しませていただいております。
「自宅の庭に藤棚をこさえよう」、と思えるなんて、素敵ですよね。
そして、日ごとに日射しが強さを増す中、初夏の風が心地いい日の記事投稿と相成りました。
窓から入る風がとても気持ちよく、お昼寝している子供の頬をなでてくれています。
今回はこんな風に季節を感じられる町に住む、わたしの家族についてです。
まずは、夫。
彼はわたしより少し年上です。
会社員で、中間管理職のため、上からも下からも圧力をかけられながら毎日を奮闘し、趣味や子供の相手もバランスよくこなします。
家事はできる範囲のことを一生懸命してくれるので、こやつ…できる…!と、わたしは純粋に評価しております。元々家事など何一つ出来ない大人だったのですから、本当にすごいことです。
しかし何を置いても、人間、バランスが大事ですよね。あとタイミング。あと向上心。あと…キリがないですね。
彼はとにかくバランスがいい、そしてきちんと自立をした男なので、いざというときは頼れるという安心感も与えてくれます。
男でも女でも…またそれが老いても、この「自立しているか」というのはかなり重要だと思います。
経済的になのか精神的になのか、それは人それぞれ求めるものの差こそあれ、自立している者同士で暮らすというのはまぁとても居心地のいいものです。何と言いましょうか、ストレスがほとんどありません。楽です。
…あ、つまりわたしもちゃんと自立しているということですね。
いやはや。
ええ、自己を肯定するのはとても大切なことだと思います。おすすめです。
話を戻します。
もちろんわたしも彼も、平凡を絵に描いたような普通の人間なので、わたしは夫に対して「このやろうほんまなんやねんそういうとこやぞ」と思うこともしばしばあります。
しかしそれはおそらく彼も同じことと思います。
彼もわたしの、同じ屋根の下で暮らすが故の「こういうところがさぁ…」なところを、胸の内にそっと秘めておいてくれているのかな、と。
お互い様、で成り立つが故に、小さなことでいがみ合ったりせず、平和な日々を送ることができている夫婦です。今のところは。
もちろんあきらかに間違っているときには真っ向からぶつかります。お互いに。
共通する趣味として、漫画と映画があります。
一緒に楽しんでいる漫画は「キングダム」「3月のライオン」「鬼滅の刃」です。彼は他にも「進撃の巨人」他、たくさんの漫画を読んでいます。文化としてとても親しんでいるようです。
映画はいろいろ観ます。最近家で一緒に観ておもしろかったのは「ジョン・ウィック」です。
劇場で直近で観たのは「パラサイト」です。観たい映画はお互い常にありますね。早くいつもの日常に戻ってほしいものです。
あとは子供が生まれる前ですが、二人で飲みに行っておいしいものを食べるのが、楽しくて大好きでした。
ほぼ川崎駅、というところに一時期住んでいたのですが、あそこはもう、ほんとに飲み屋しかなかったですね。
褒めてます。
とても楽しい街でした。
そして、これは偶然の共通点だったのですが、わたしと彼は母子家庭育ちです。
わたしは姉妹と母で仲良く暮らしていたのですが、夫は一人っ子で、幼いころから母一人息子一人という暮らしで、とても寂しい思いをしていたそうです。
…しかし今、夫からの「幼少期やらかしエピソード」を聞く限り、お義母さんの心労たるや…
親孝行しようね…と、お義母さんだけをいたわりたい気持ちになります。はい。
また別の機会にでもお話しできたらなと思います。
父がいて、母がいて、という家庭をほとんど知らずに育ち、持っていたものを失ったというよりは、初めからその「良さ」を知らなかった者同士。二人で今のこの家庭をとても大切にしたい、というところが一致しています。
向いている方向が同じですね。
会社でも、チームでも、またそれは家庭においても、一番大切なことってこれかもしれません。
今回はここまで。
子供については次の記事へ続けることにします。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。