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「今日できたこと」に目を向けよう
毎日の終わりに、「もっとできたんじゃないかな」と不安になることはありませんか?
私は、何かが足りないような感覚にとらわれて、モヤモヤすることがあります。
PC作業がメインのため、筋肉痛や全身の疲労感を覚えるような、いわゆる「今日頑張ったわあ!」というものもなく、ベストな働きだったのかわからないんですよね。
原因を考えてみると、その日『何をやったか』が不明確であることが原因だと気づきました。
やったことが見えないままだと、自分を正しく評価できず、漠然とした不安が残ります。
だから「今日の残り体力」だけが評価基準になってしまっているのです。
その日できたことを振り返ることは、本当の達成感を作り出してくれるのではないでしょうか。
さらに、その効果は感情面だけではなく、実務的な面にも波及します。
例えば、今日の仕事や家事がどのくらい進んだのかを可視化することで、次に何をすべきかがクリアになります。
そうすれば、物事の進捗、全体像が見えると一つひとつの作業にも繋がりが出てくるはずです。
長期的に見れば作業効率化にもなる、重要な役割があると思います。
反対に、「もっとやれたはず」と感じ続けると、自己評価が下がり、次の行動への意欲も削がれてしまいます。
それだけでなく、やったことが見えない状態では、日々の行動が「ただの作業」になりがちで、目標への道筋がぼやけてしまいます。
だからこそ、日々の終わりに自分が成し遂げたことに目を向ける習慣が大切だと思うのです。
私自身、さぼりがちだった日記に「できたことを書く時間」という意味付けをして再開することにしました。
これまで日記を書くことに対してハードルを感じていましたが、「今日できたことリスト」を書くだけなら負担が少なく、続けられると考えています。
また、特に成果が見えにくいタスクほど書き出すのが効果的かもしれません。
たとえば「企画のアイデアを考えた」や「読みかけの本を少し進めた」といったものは、一見すると成果に結びつかないように思えるかもしれません。
しかし、こうした行動も積み重ねれば、大きな成果につながる第一歩です。
小さな進歩でも把握するように努めれば、「自分の現在地」の理解にも繋がりますよね。
一日の成果に目を向けることは、非常にシンプルでありながら見逃しがちな作業だと思います。
しかし、自分の成長や課題が明らかになれば不安はなくなると信じています。
これからも日々の積み重ねをもっと大事にして生きていきたいものです。