中国の鉄道駅
中国では電車や高速鉄道が全国各地に広がっています。
春節や長期休みを使って、みなさん北へ南へ大移動を行うニュースを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
私は大学生の時友人との旅行で寝台列車に乗って山東省に行ったことが印象に残っています。
一部屋6人の個室でみんなで、トランプや人狼ゲームをしながら旅先に向かいました。
都市と都市の間は農村なので、農村の風景を眺めながら飛行機では味わえない時間をかけた旅行になりました。
旅行の帰りは普通に飛行機で留学先の北京に帰ったんですけどね。
日本に帰国後も中国の魅力にすっかり虜になった私は単身で度々中国に旅行しました。
羽田から天津行きの吉祥航空の安い飛行機があって行った際も、北京の友達に会う為に日帰りで高速鉄道に乗って行きました。
ちなみに、北京から天津までは30分程で気軽に行ける距離なので、北京旅行もしくは天津旅行の際に日帰りでそれぞれ立ち寄るのもオススメです!
旅行に行った時、天津ー北京往復のチケットを初めて買うのはドキドキしました。
なぜなら中国人
めちゃくちゃ割り込みます!
出発の時間が迫っているという理由でどんどん先頭に割り込んで来ます。
それか私に身分証を渡して一緒にチケットを受け取って欲しいと頼んできたり、ほんとに気迫にやられます。
これは毎回やられる常套手段なので、時間がない時ははっきり断りましょう。
中国の高速鉄道は地下鉄の乗車と違って何回も荷物チェックと身分証チェックがあり、空港並みのセキュリティチェックがあるので、1時間前に着いてもギリギリなことが正直あります。
特にチケットの引き換えが必ず必要な外国人は、時間に余裕を持っていかないと確実に乗り遅れるでしょう。
こうして時間との勝負に勝利して手に入れた初めてのチケットは、今も額縁に入れて大切に保管しています。
そして、列車に乗ったあともたまーにですが、購入した席に人が座っていることがあります。
これは人が来るまで座っているつもりだったり、立ち席の人が空いてるところに平然と座っているだけなので、一声かければ「不好意思〜」と言って退いてくれるのであんま難しく考えなくて大丈夫です!
日本とは仕組みやルールが違って戸惑うこともありますが、郷に入れば郷に従えという言葉があるように、その国の習慣に触れ徐々に慣れて行きましょう!