クライアント(利用者及び取り巻く家族)からの寄付や手土産についての考察
皆さん、こんばんは。
一部メモ代わりとしても活用しているnoteですが、コメントに対してのコメント、スキを押してくださる方々ありがとうございます。
何か思いついたことや思い出したこと、感じたことなどを書き留めておくのにnoteは丁度よいのかなと感じています。
さて、今日はクライアント(利用者及び取り巻く家族)からの贈り物について書き留めておきたいと思います。
施設などで働いていると利用者やその家族などから来訪時に手土産を渡されることあると思います。基本的には、社会保険の中からの介護報酬や訓練等給付費などから給料が支払われている訳なので、そういったものを受け取るということは良しとされていない組織が多いのではないかと思います。
実際に自分も働いている中で手土産を持ってこられる方がいたり、ケアマネの研修中に訪問した自宅から草餅をご馳走になったことがありました。
これは、専門職としてどう切り返せば良いのかと悩む場面もありましたが1つの考え方として「互酬性」というものがあります。
**互酬性とは
https://kotobank.jp/word/互酬性-170925**
ここで言うところの① 一般的互酬性になると思います。全ての相手がこちらの見返りを期待している訳ではないのだと思います。日々に対しての感謝の表現、私の知る中では1つのライフワークになっている家族もいます。
それらを規則に従い断るということも大事だと思います。しかしながら、相手からのギフトを断ってしまうことでその相手からの互酬が失われてしまうことにもなってしまう。
先に話したライフワークになっている家族の場合、生活の一部と化している側面があるので失うことで生活面に何かしらのマイナスをもたらすことも可能性としてはあると考えています。
私が研修のときに食べた草餅も利用者家族からのギフトだったのだと思うと、短時間の内に2つを平らげた過去の自分に「良くやった」と伝えてあげたいですね。
少しマクロな視点で見ると、もし互酬としてのギフトをしたい場合は、その対象となる団体に対しての「寄付」というかたちでもアクションすることが出来ます。そうするとギフトした側も税制上の優遇があることもあります。※対象となる団体の属性による
脱線しますが、中学2年の頃からMr.Childrenが好きで「GIFT」という曲が頭の中に流れてきました。
韻を踏む歌詞が好きです。
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