薬本

よく本屋に行くわたし。

なんのようもなく行くときもあるけど

ほとんど、人生で行き詰まりを感じたときに行く。

お薬のような本を探している。

それは小説のときもあれば、

自己啓発のときもあるし、

家政学の本だったり

写真集だったりもする。

本屋で熟読はしない。

パラパラとめくり

直感で開いたページに、響く言葉があれば、レジに持っていく。

そう、昔、元彼に言われたのだ。

人生に良い影響を求めるような情報を無料で得ようとするって、

せこくない?

そのときわたしは、図書館で『人生がときめく片付けの魔法』を予約しようとしていて、

言葉につまった。

確かに。

納得してしまった、わたし。

でも図書館はよく利用してるし、図書館ユーザーを否定するつもりはない。

ただ、【お薬になりえそうな本】

それだけは買うようにしている。

人によってはそれを、我がバイブルとか、

わたしの愛読書とか、

言うのかもしれないけれど。

ちなみにそんなわたしの最近ヒットなお薬本は

心屋仁之助さん著『「好きなこと」だけして生きていく。』

ごりごりの自己啓発。

でも、とっても良くて為になった。

こうしなきゃいけない、頑張らないといけないっていう考えでがんじがらめになっている自分にとても響いた。

マイフェイバリットお薬本に追加決定。

え?そんなのどうでもいいって?

確かに。

#エッセイ









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