2024年大晦日108句チャレンジ
大晦日に108句をSNSで呟くというハッシュタグを見つけて挑戦したのは、確かこれで2度目か3度目。ルールはあまりよく分かっていないけれど、とにかく即吟してはどんどんフィードに放流していく。
子育て中の主婦を名乗るからには年末年始は目が回る忙しさ……のはずが、私の場合、若干事情が異なる。というのも毎年、義実家に帰っては「お嫁さま」に甘んじてしまうから、多少日付は跨ぐものの完走できてしまうのだ。昨年は、とうとう夕方に帰省する車の助手席で、ホトトギス季寄せをめくり始めた。そしてあたたかいリビングのソファでおしゃべりしながら、スマホをぽちぽち。宴席のため一時中断ののち、紅白を見ながら、ぽちぽち再開。東急ジルベスターコンサートにハラハラしながら元旦を晴れ晴れと迎え、ぽちぽち。深夜1時ごろ就寝。
そのだらしない様子を義理の娘として毎年どう思われているのかは、あまり考えないようにしている。夫には、「んな無理そうなこと、やらなくていいのに」と呆れられる。でも皆、そのまま放っておいてくれるから、九州の片田舎だけど、夫の一族はなかなか現代的な感性の家風だと思う。
そうやってできた2024年最後の108句をいくつか推敲して、2025年note稼働の記念に公開します。
今年は、いつも誰かのために書いている文章を、自分のために。
初日の出は義実家の二階から、今までで一番きれいに見えました。