ウーのこっそりおやつ「熱血じーさん」
私は他に類を見ないほどの前向きな性格である。
まず落ち込むということがない。
ないわけではないが、寝たら忘れるので結局落ち込んでいない。
自覚したのは中学の頃だった。
彼女にふられた私はそれまでにないくらい落ち込んでいた。
悲しみのまま寝た。
そして朝起きた私は、
「よし!次の恋を探そう!」
と本気で考えていた。
普通もっと落ち込むものなのだろう。
異常である。
他の人とはちょっと違っちゃってると自分でそう感じた。
だが、この異常な前向きな性格を私は結構気に入っている。
私