【エッセイ】謎解きは探険のあとで
~皆様、推理小説は好きですか?~
私は、好きというほどではありませんが
たま~に嗜んだりします。
そんな、たま~に嗜む程度の私が
無謀にも推理小説ならぬ
推理エッセイという謎の新ジャンルに
挑戦しようと思います。
先に皆様にお伝えしますが
真面目に考えれば考えるほど
時間の無駄となりますので
決して真面目には考えないでください。
推理の答えは
明日の朝、コメント欄に書きますので
それまで超てきとーに考えておいていただけると幸いです。
それでは
私の体験したヘンテコ推理エッセイをお聞きください。
私には3人の友達がいます。
クーさん(空母みたいな体を持つ友達)
カズマくん(とても健康な友達)
アッチャン(少しだけ頭が良い友達)
この3人で
小学生の頃によく探険に行きました。
その中で
今まで行ったことのない場所があったのでそこを探険しよう!ということになりました。
お昼ごはんを各自済ましてから
いつもの場所に自転車で集合します。
すると、クーさんが
ものすごく苦しそうに集合場所に来ました。
聞いてみると
「ご飯を食べ過ぎた」と言うのです。
やれやれ、クーさん。
これから探険に行くからと言って
はりきり過ぎですよ!
では、みんな集まったので
未知のエリアへ探険です!
アッチャンが先頭を切って
自転車を漕ぎました。
私はアッチャンを追いかけます。
あれ?
アッチャン、なんか今日内股じゃない?
どうしたんでしょう?
アッチャンのことですから
この内股も理論的かつ合理的な行動の
1つなのでしょう。
そして、目的の場所に辿り着き
私達は山の中を探険に行きました。
未だかつて行ったことのない場所に
私はワクワクします。
ん?
んん?
カズマくん、どうしたのですか?
お腹を苦しそうに抑えてるけど、何かあったのでしょうか?
どうやら、途中
木の枝にお腹をぶつけたそうです。
痛そうです…。
しばらく行くと
小さな洞窟がありました。
まさに、私達の探険心をくすぐるような場所に出会えて気持ちが昂ります。
洞窟の中は
小学生の私達でも屈まないと入れないぐらい狭いものでした。
私達は1列になり
膝を曲げなから入っていきました。
洞窟の中はひんやりしています。
私の後ろにいるクーさんが言いました。
「みんな!
頭ぶつけないように気をつけろよ!」
クーさんが一番体が大きいのですから
クーさんが一番気をつけてください。
カズマくんの後ろにいるアッチャンが言いました。
「足が、たくさんある虫がいる…
気持ち悪い…」
アッチャンは虫が少し苦手です。
確かに見たことないような虫がたくさんいます。
私の前の前にいるカズマくんが言いました。
「もしかして、ここ昔の防空壕なんじゃない?
幽霊が出るかも…」
カズマくん、そんなこと言わないでください。
怖いです…
ひいおばあちゃんから、この地域は空襲はなかったと聞いたような気がするので大丈夫でしょう…
どんどん進んでいくと
クーさんが
「何か臭くない?」と言います。
私は後ろを振り向き
匂いをかぐと
うっ…!確かに臭いです。
アッチャンも後ろを振り向き
匂いをかぐと
「え?臭くな…
ウヴオエ!クセェエッ!」とえずきました。
カズマくんは
「臭くないよ?」と頑なに否定しました。
もしかすると
洞窟ですから、危ないガスが出ているのかもしれません。
私は、みんなに
「危ないから、早く出よう!」
と言いました。
みんなで急いで洞窟を抜け出します。
洞窟から出ると
新鮮な空気が待ってました。
私達は思いっきり深呼吸をして浄化します。
私は言いました。
「なんだったんだ、あの匂いは!?」
アッチャンが言います。
「わからないけど、何か嗅いだことがある匂いだ…」
クーさんが言います。
「決まってるだろ!
絶対誰かオナラしたんだよ!!」
…信じられません。
あんなに狭い空間で誰かがオナラしたのです。
仲間の鼻より自分の爽快感を選んだ奴がいるのです。
カズマくんはずっと黙っています。
あの中にいたのは我々だけです。
間違えなく、この中に犯人がいるのです。
かなりの
ずるい奴ですね。
マジでそいつは!
私達は仲間を疑い始め、
ギスギスした状態で家路に帰りました。
ここで、皆様推理のお時間です。
後日、犯人が名乗り出たのですが
誰だったでしょう?
ちなみに、突然ですが、
岡山県には
「馬塚(マズカ)」
という地名があるみたいですよ。
それでは、答えは明日の朝
コメント欄で!