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アメリカのBIPOC生産者を支援する有機農家の協同組合

今回からアメリカの有機農家協同組合の取り組みについて紹介していきます。

サウスカロライナ州サムターに本拠を置く Sumpter Cooperative Farms (SCF) は、Azeez と Fathiyyah Mustafa によって設立された有機農家の協同組合で、2003 年に州で最初の認定有機農家になりました。 黒人が米国の農業従事者のわずか 1.4% を占め、認証された有機生産者のわずか 0.5% を占めている現在、SCF-Organic Farms LTD はこれらの「1% 生産者」の先駆者です。

ケール、アスパラガス、サツマイモ、さらにはレモングラス ティーの栽培に加えて、作物のほんの一部を挙げると、SCF の使命は農家を指導し、有機および伝統的な農法で栽培された野菜や果物の利点について消費者を教育することです。 また、サウスカロライナ州およびそれ以降の食品砂漠 (または食品アパルトヘイトに苦しんでいる地域) に対処することも目的としています。 農業フォーカス グループの参加者のほとんどが、認定された有機農家が最も貴重な情報源であると報告している現在、SCF は重要なサービスを提供し、BIPOC 生産者が有機セクターに移行するのを支援しています。

*BIPOCとは Black, indigenous and people of color(黒人、先住民や有色人種) を省略した言葉で、その略語にOwned(オーナーとなる)をつけて、彼らの生活向上のためにBIPOCが所有するビジネスをサポートしましょうと言う意味です。

https://onl.tw/354GnjQ

SCF の農業マネージャーである Shaheed Harris は、有機農家の 60 人のメンバーからなる協同組合を、老いも若きもの人々を農業に戻すためのインキュベーターであると説明しています。 農業のルーツと課題は、ハリスの祖先に深く根ざしており、この国の歴史の一部であると彼は言います。



今日はここまでです。
ありがとうございました。

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