ミズハノメ研究3 水を配る神さま。子どもの守り神。
水の神さま、ミズハノメノカミの他にどんな神さまがいるのか?
そんな疑問から。
アメノミクマリノカミ。
漢字で書くと、
天水分神。
写真は、下関市豊田町、豊田神社の中にある朝日神社の看板。
写真の左端に天水分神と書いてある。
江良の河内神社の神さまだった。
「クマリ」は「配り」という意味で、水を配る神さま。
上から流れる水を田畑に配分する、
雨乞いの時の対象とされる。
「ミクマリ」が「みこもり(御子守)」と解釈され、子どもの守護神、子授け、安産の神さまとしても信仰されている。
ハヤアキツヒコとハヤアキツヒメの子ども。
速秋津比古神と速秋津比売神。
クニノミクマリノカミと共にうまれる。
(国水分神)
天水分神は天からの水の配分を司り、
国水分神は地上の水の配分を司る。
防府市の佐波神社にも祀られている。
水は本当に貴重なもの。昔から大事にされている。感謝。