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12月24日(金)経済指標と売買方針

【マーケット概況】                                         昨日の米国株の堅調さを受けて、日経平均はジリ高。アジアも総じて小動きです。本日は何といっても金曜日でクリスマスイブ。欧州ファンドなど仕掛ける側も今日だけは静かに過ごしたいでしょう。欧米各国は半ドンになるんじゃないですかね。地政学的リスクについては、クリスマスと無縁なイスラム系武力勢力(アフガニスタン情勢など)の動きが可能性ゼロではありません。あとは中国でしょうか。宗教に左右されないのは北朝鮮と中国ですから。引き続きオミクロン変異株についてはネガティブニュースに注意。織り込んでいますけどね。

【経済指標】                                   気にしなくていいです。

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【本日の売買方針】                                         ありません。私もケーキ作りで忙しいです!


【所感】                                              さて目先の地政学的リスクとしては、ロシアウクライナ紛争。厳冬期に軍を国境付近に展開するとは驚きでもありますが、かつてロシアはナポレオンやヒトラーを跳ね返した「冬将軍」を味方にしました。今回もエネルギーという「冬将軍」を味方にしています。ご存じのとおり、資源国でもあるロシアは、欧米各国にエネルギー(原油・天然ガス)をパイプラインで送っています。それを後ろ盾としてウクライナに軍事的圧力を、欧州各国には経済的圧力をそれぞれ高めています。フランスやドイツなど主要各国はロシアからエネルギーを輸入していますので、コロナ脱却かと思いきや、変異株で頭を押さえられている中でのエネルギー供給が止まるのは大問題。つまりウクライナのNATO参加を武力で阻止するのはロシアに分があります。バイデンが欧州にロシアへの経済制裁の協力を呼びかけようにも、足並みがそろわないのはそこに根深いものがあるわけです。ライフラインですからね。前回の時と同じように、ウクライナにいるロシア人を助ける、という口実で軍事介入するか注目です。

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