6月8日(水)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
ドル円はアジア時間で20年ぶりの高値を付けたものの利益確定売りも出て、NYでは頭が重く、米長期債利回りが2.95台まで落ち込んだこともあり頭は重い展開でした。ユーロドルはECB理事会を前にポジション調整の売りが先行。米長期債利回り低下を受けてユーロ買いが強くNY終わり近くになると日通し高値更新しました。
ロンドン株式市場とフランクフルト株式市場は時間外の米株式市場先物が下落するとリスク回避から売りが出て反落。米国株式市場は売りが先行しましたが、高PERのハイテク株に買いが入り指数は買いに転じ、ダウ・ナスダック共に続伸。
原油先物は需給の引き締まりを意識されて買いも入り反発。金先物はドル安からの割安感から買いが入り反発しました。
【 主な経済指標 】
今日はEUのGDPに注目しています。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日の注文は約定しませんでした。
今日からこんな表を作ってみました。通貨の強弱で注文を決めています。簡単なファンダメンタルズを表にしたということですね。SQはスクエアーということで様子見という意味です。今日のところは豪ドルとカナダドルが買いというところ。そこからユーロとかポンドを絡めるのではなく、最弱通貨を絡めることが基本です。
ドル円は消極的。リスクリワードに優位性が無く、ストップからエントリー価格を決めました。本来はそんなことしないのですが、ポジションを取るうえで割安感もあって注文しました。ルールから外れていますけど、わかってリスクを取りました。ドル円を買った理由は、調整売りも出るだろうが、長期では日米の金融政策の乖離が継続されることから「買い」となります。ですが、買いポジションがたまりすぎるとショートカバーもあって狩られる場面もあります。しかし、チャートを見る限り132円がサポートしていると思っている中で、133円越えから一旦は足場を固める調整に入ると思います。今日は緩やかに下げながらNYではドンと上げるのかなあと考えています。いずれにしても米長期債利回りの動きもあるので決めつける事は出来ませんが直近のドル円についてはそう思っています。
黒田総裁の発言は今日もありますが、言葉選びに失敗しただとか、失言だとか、世間では何かと騒がれているようですが、マーケット上はそんな事どうでもよくて、金融緩和と円安がこの先どうなるのかが重要だと見ています。感情論なんてどうでもいい。ツイッターで黒田批判を目にしますが、日銀総裁は立場上、こういう対策をします。とだけしか言いません。現状分析と対策を述べるだけです。マーケットはそこに注目するだけで、物価が10%上がったら、どう思うか?とか、買い物する時に高いと思いませんか?などという質問に期待などしていませんし、そのようなゴシップネタを期待しているわけでもありません。また、そのような質問を日銀総裁にするのは大変失礼だと思います。週刊誌の記者でもその手の質問は常識を疑いますが、ましてや国会議員がそのような質問を国会でするのは、議員としての資質が問われますよ。まあ、愚民が選んだ議員ならばしょうがないのかもしれませんが・・・
今日も負けないトレードを!
あ、オージー円とオージースイス、約定してたw
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