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6月10日(金)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
昨日の東京マーケットでドル円が134.56円を付ける場面もありましたが、欧州に入ると調整売りの動きに押され下落するも、NYに入り米長期債利回りが上昇すると強含む展開、ドル円は小幅ながらも続伸。ユーロドルはECB前は様子見でしたが、ECBの公表後、欧州債利回りの上昇を受けてユーロ買いドル売りの展開になり反落しました。
ロンドン株式市場・フランクフルト株式市場ともにECBの量的緩和政策終了と7月利上げにより売りが優勢となり続落。米国株式市場は欧州の景気減速の警戒感と米CPIの警戒感から売りが強まり、ダウ・ナスダックともに続落しました。
原油先物は高値を付けた後の調整売りとドル安で反落。金先物は米CPIを目の前に様子見感もあり、調整売りから反落。
【 主な経済指標 】
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注目は米国のCPIとカナダ失業率です。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日は5つ注文が約定し、クロス円4注文がすべてストップを付け
-88pips、ユーロドルが+70pipsとなり、収支は-18pipsでした。
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![](https://assets.st-note.com/img/1654834378512-GJjPntfNd0.png)
本日はCPIを警戒しての様子見相場と想定。中国の指標を無難に終了したので、ドル買い円売り目線は継続。昨日のIMF公表内容は円安に同調していたこともあって好材料。
ドル円・ドルスイスの押し目買い、ユーロドルの戻り売りから。資源国通貨はCPIと要人発言を控えているので様子見とします。中国の指標を無難に終えたのですが、米CPIの動向で現状の米インフレが判断できますので、そちらを重視しました。またカナダの失業率にも注目し様子見です。
10日金曜日ということもあって、本邦勢の動きが気になりますが、欧州にかけて積極的に出るかどうか。米CPIも控えていますからゴトー日の影響は少ない気がします。よってドル円の押目は浅めで指しました。
ラガルド総裁の発言は織り込み済みのものでサプライズではありませんでしたが、含みを持ったものでした。想定よりソフトな印象です。利上げ幅を9月に分散させて伸びしろを臭わせる内容。7月での会合が重要になってきました。金融緩和が7月1日にて終了後、欧州の動向には地政学的リスクも含めて注目されます。
今日も負けないトレードを!